バンブーズブログ

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1月9日株式相場レポート

【2024年1月9日株レポート】 本日の株式相場状況
日経平均株価は大幅続伸で遂にバブル後最高値更新!」
9日の国内株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比385円76 銭高の3万3,763円18銭で終えました。
本日の国内株式市場は朝方からリスク選好の地合いで日経平均 株価は一時600円を超える上昇で3万4,000円大台目前まで上値を
伸ばす場面がありました。前日の米国株式市場では長期金利低 下を好感する形でハイテク株中心に買われ、NYダウが3営業日
続伸したほか、ナスダック総合株価指数は2%を超える上昇を 示すなど上げ足を強めました。また、半導体銘柄で構成される
フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3%超の大幅高とな り、これを受けて国内株式市場でも半導体関連を中心に投資資
金が流入しました。日経平均株価は買い一巡後は急速に伸び悩 みましたが、後場後半に買い直され、結局3万3,763円で着地。
昨年7月3日につけたバブル崩壊後の最高値である3万3,753円を 約半年ぶりに上回り、33年10ヶ月ぶりに高値を更新する展開と
なりました。
【業種別】
ではその他製品、機械、精密機器などが上昇した一方、海運、
鉱業、鉄鋼などが下落しました。
【個別銘柄】

では、売買代金断トツの【6920】レーザーテックが小幅ながら
反発、【8035】東京エレクトロン、【6857】アドバンテスト
【6146】ディスコなどその他の半導体製造装置関連は大きく買
われる展開となりました。【6526】ソシオネクストが堅調、
【6254】野村マイクロ・サイエンスも値を飛ばしました。半
面、【9107】川崎汽船が利食われたほか、【8316】三井住友
フィナンシャルグループなども冴えない動き。【8058】三菱商
事、【5401】日本製鉄も売りに押されました。
【チャート分析】
9日の日経平均株価・日足は「中陽線」となりました。利益確 定売りの動きも垣間見えたことから市場では、「年金積立金管
理運用独立行政法人(GPIF)などの年金基金が株式保有比率の調 整を目的とした売りを出していたのではないか」との声も聞か
れました。 東証プライム市場の売買高は16億6,160万株、売買代金は4兆
1,349億円でした。
9日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は反発 しました。終値は前週末比11.36ポイント高の705.64でした。前 日の米ハイテク株高や9日の日経平均株価の上昇で投資家心理 が好転し、買いが優勢となりました。もっとも、米長期金利が 4%台に上昇するなかでグロース市場では様子見ムードも広が りやすく、午後にかけて伸び悩む場面もありました。 【東証グロース市場】 では、【4194】ビジョナルや【5595】QPS研究所が上昇しま した。一方、【7342】ウェルスナビや【5253】カバー下落。