バンブーズブログ

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東証寄り付き 日経平均続落、一時500円安 

米利下げ観測後退で
 
 
#国内株概況 #株式 #マーケット
2024/4/11 9:27
11日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落で始まり、前日に比べ450円ほど安い3万9100円台前半で推移している。インフレ継続を受けた米早期利下げ観測の後退を背景に、前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落した。東京市場でも運用リスクを避ける動きを引き継いだ。下げ幅は一時500円を超えた。

10日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)では前年同月比の上昇率が3.5%と2月(3.2%)から加速し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(3.4%)を上回った。多くの市場参加者は早ければ米連邦準備理事会(FRB)が6月に利下げに踏み切るとみていたが、CPIの結果を受けて利下げ開始が7月か9月になるとの観測が強まっている。

東証株価指数TOPIX)は続落している。

東エレクやアドテスト、信越化、スクリンなど半導体関連株が安い。ファストリソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンなど値がさ株の下げも目立つ。一方、外国為替市場で円相場が34年ぶりに一時1ドル=153円台に下落した流れを受け、デンソーなど輸出関連株の一角には買いも入っている。三菱UFJや三井住友FGなど銀行株も高い。