バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

6日の海外市場 NYダウ4日続伸、米長期金利は下落


 
 
#Market Morning Briefing #コラム #マーケット
2024/5/7 6:59
 
株式

米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、前週末比176ドル59セント高の3万8852ドル27セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)(FRB)が年後半に利下げを始めるとの観測から主力株の一角に買いが入った。半導体などハイテク株が上昇したことも投資家心理を支えた。

債券

ニューヨーク債券市場で長期債相場は4日続伸した。長期金利の指標となる表面利率4.000%の10年物国債利回りは前週末比0.03%低い(価格は高い)4.48%で終えた。FRBの利下げが先送りされるとの見方が後退し、債券に買いが入った。

為替

ニューヨーク外国為替市場で、円相場はドル=153円台後半で取引を終えた。日本政府・日銀による為替介入観測に加え、1日の米連邦公開市場会議(FOMC)などで年内の米利下げ期待が再び強まり、日米金利差が縮小するとの思惑から急速な円安はいったん収まっている。

商品

ニューヨーク・マーカンタイル取引所NYMEX)で原油先物相場は6営業日ぶりに反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前週末比0.37ドル(0.5%)高の1バレル78.48ドルで取引を終えた。地政学リスクを巡る不透明感や原油需要が底堅いとの見方を背景に買いが優勢となった。

ワンポイント

中東情勢に動きがありました。イスラム組織ハマスは6日、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとの衝突を巡って、休戦案を「受け入れる」と発表しました。イスラエル側は「同意した内容ではない」としているため、実際に休戦につながるかはなお不透明ですが、休戦交渉が具体的に進展すれば株式市場には追い風となりそうです。