在日米軍の戦闘機とは 中国・ロシアを念頭に配備
きょうのことば
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2024/5/15 2:00
▼在日米軍の戦闘機 日本国内に駐留する米空軍、海軍、海兵隊がそれぞれ戦闘機を保有している。青森県の三沢基地、山口県の岩国基地、沖縄県の嘉手納基地に配備する。在日米軍基地は北海道にはなく三沢基地がロシアに最も近い。嘉手納基地は地理的に中国と近く、平時からの配備で中ロ両国への抑止力としている。
三沢基地には米空軍の「F16」が50機ほどある。岩国基地には海軍が空母に搭載する「F18」を40機超、海兵隊も「F35」をおよそ30機置く。嘉手納基地には「F15」を50機ほど配備していたが老朽化で段階的に退役させている。代わりに「F22」など別の戦闘機が数カ月ごとにローテーションで展開する。
世界の軍事力を分析する米グローバル・ファイヤーパワーによると、2024年のデータで中国軍が保有する戦闘機の数は1207機。米軍は1854機と中国軍より多いが、東アジアに展開する機数では中国が上回るとみられている。