バンブーズブログ

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《18日寄り付き》米株高や自律反発狙いの買いで

日経平均、反発 
 
 
 
2024/6/18 9:05 (2024/6/18 9:21 更新)
18日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前日に比べ350円ほど高い3万8400円台半ばで推移している。17日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも幅広い銘柄に買いが先行している。

前日の米市場でダウ工業株30種平均は前週末比188ドル(0.48%)高の3万8778ドルで終えた。同日発表の6月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回り、米景気が底堅さを保っているとの見方が支えとなった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数と多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数はそろって過去最高値を更新した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇して終えた。東京市場でも投資家心理が上向き、東エレクやTDK信越化、ファナックなどの上昇が目立っている。

欧州の政治不安などを背景に前日の日経平均は712円安と大幅に下落した。下げ幅は4月25日(831円60銭)以来の大きさで、きょうは自律反発狙いの買いも入りやすいとみられる。市場では「前日の日本株の急落は過剰反応だった印象。当面は欧州の政治不安が重荷となるが、きょうは米株式相場の上昇を受け、投資家に買い安心感が広がっている」(ニッセイ基礎研究所の前山裕亮主任研究員)との見方があった。

東証株価指数TOPIX)は反発している。

三菱重と楽天グループが上昇している。一方、武田や住友ファーマ、メルカリが下落している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕