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⭐️《AIの国際学会》

AIの国際学会とは 社会変える技術集まる
 
きょうのことば
#きょうのことば
2025/1/10 2:00
▼AIの国際学会 人工知能(AI)の研究者らが成果を発表する国際的な学術会合。研究者が論文を事前に投稿し専門家の審査を受け、採択された場合にのみ発表できる。特に「NeurIPS(ニューリプス)」「ICML」「ICLR」の3学会が最も権威があるとされる。

 
これまでAIの革新技術の多くはこうした国際学会で報告されてきた。2006年にはジェフリー・ヒントン氏らが現在のAI技術の基盤となる深層学習のコンセプトを記した論文を報告したほか、12年にはAIが猫の画像を認識できたという画期的な論文も報告された。

医学や自然科学などの分野は、有名な学術誌に論文を掲載することが重視される。情報にアクセスするには出版社に購読料を払うのが従来は一般的で、成果を広く世に問うことは難しかった。それに対し、AI分野は成果を実社会に応用することが大きな目的のため、採択後にオープンデータとして誰でも閲覧できる国際学会での論文発表が重要視される。

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