バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

<12月第3週日経平均振り返り・来週の見通し>

 

12月16日金曜日経平均345円安スタート

NYダウ764ドル安

 米国株式市場は大きく下げました。1昨日のFOMCタカ派的な政策が打ち出され、1日遅れでそれが効いてきたようです。NYダウは764ドル安、ナスダック市場は360ポイント安、S&P市場は99ポイント安でした。

 日経平均は345円安で始まって一時400円超安いところもあり、9時30分現在360円安となっています。戻し基調になっていくと思います

 

 

 

12月15日木曜 日経平均165円安スタート

NYダウ142ドル安

 注目されたFOMCですが、利上げは予想通り0.5%でしたが、FRBのパウエル議長のタカ派的な発言が目立ちました。最終的な政策金利は5%を超える模様です。Nyダウは142ドル安、ナスダック市場は85ポイント安、S&P市場は24ポイント安でした

 日経平均は165円安と3日ぶりに反落して始まってきました。日本株は米国株に比べて底堅い動きになるとみています

 

 

 

12月14日水曜 日経平均45円高スタート

米11月消費者物価7.1%増

 注目された11月の米国の消費者物価は7.1%増と市場予想以上に低下しました。これを好感してNYダウは一時700ドル超上げましたが、その後失速して103ドル高、ナスダック市場は113ポイント高、S&P市場は29ポイント高でした

 日経平均は45円高で始まって9時20分現在90円高と堅調です、今晩のFOMCを見極めたいところもあるので本日も堅調ながら上値は重いかもしれません。

 

 

12月13日火曜 日経平均28000円台回復

週明けNYダウ528ドル高

 今晩発表の11月の消費者物価を控えて米国株式市場は動きづらいと思われていました。ところが3指数とも大きく上げています。多分に発表前のポジション調整も多いと思います。NYダウは528ドル高、ナスダック市場は139ポイント高、S&P市場は56ポイント高でした

 日経平均は米国株高を受けて225円高と大幅上昇からスタート、28000円台を回復しています。ただ本日も基本的には引き続き動きづらい展開が続きそうです。

 

 

12月12日月曜 週明け日経平均160円安スタート

先週末NYダウ305ドル安

 先週末の米国株式市場は11月の生産者物価が予想以上に上昇したことが嫌気され、NYダウが305ドル安、ナスダック市場は77ポイント安、S&P市場が29ポイント安でした

 週明けの日経平均は160円安でスタート、9時15分現在100円安と下げ幅を若干縮めています。今週は米国の11月の消費者物価の発表やFOMCもあり前半は動きづらいところです。また国内では13日から12月のIPOラッシュも始まってきます。

 

 

 

 

来週の見通し《12月19日以降》

 

来週の日経平均株価は小動きな展開になりそうです。欧米の中銀イベントを今週消化したことで、市場参加者の減少が予想されます。1920日に日銀会合が開催されますが、金融政策は現状維持が濃厚で、無風通過となる可能性が高いです。直近で米国株の急落を見たことから、神経質な地合いは続くと考えられます。米国では住宅関連の指標が多く出てきますが、内容次第では景気後退への警戒が一段と強まる可能性もあります。一方、国内ではIPOのラッシュが続く予定です。また、21日にはインバウンド関連を刺激しやすい11月訪日外客数の発表もあります。米国株安を警戒しつつも、買える要素のある銘柄を物色する流れは続くと想定します。押し目買いと戻り売りのせめぎ合いで、一進一退が続くかもしれません。