<12月第2週日経平均株価振り返り>
12月9日金曜 日経平均300円超高(9時20分)
NYダウ183ドル高
米国株式市場は3指数共上昇しました。NYダウは183ドル高、ナスダック市場は123ポイント高、ナスダック市場は5日ぶりの上昇です。S&P市場は29ポイント高です。
日本市場本日はメジャーSQです「いつも毎月波乱含みと覚えてください」。概ね波乱なく終了しました。日経平均は59円高と小幅高で始まって9時20分現在300円超高まで上げ幅を拡大しています。ドル円相場も落ち着いてきました。
12月8日木曜 日経平均64円安スタート
NYダウ1ドル高
米国株式市場は来週FOMCを控え14日の議長記者会見もあり積極的な買いが入ってきません。NYダウは1ドル高、S&P市場は17ポイント安、ナスダック市場は56ポイント安でした。米10年物国債は0.108%下落して3.423%になりましたが株価への影響は限定的でした。
日経平均は反落して始まりました。ドル円レートは米長期金利の下落を受けて136円台前半の円高です。このことも日本株の上値を重くしているのかもしれません。
12月7日水曜 日経平均215円安スタート
NYダウ続落350ドル安
米国株式市場では高金利が当面続きそうとの観測が広がり、冴えない動きが続いています。NYダウは350ドル安と続落、ナスダック市場は225ポイント安、S&P市場は57ポイント安と3指数共大きく下落しています
日経平均は215円安と大きく反落して始まってきました、為替も落ち着いてきましたので、下値は堅そうですが、米国株の動きを受けて上値も重いかもしれません。
12月6日火曜 日経平均小幅続伸
NYダウ482ドル安
週明けの米国株式市場は大幅安となりました、長期金利の若干の上昇が嫌気されています。NYダウは482ドル安、ナスダック市場は221ポイント安、S&P市場も72ポイント安でした
日経平均は前場81円高と小幅ですが続伸です。為替は若干ドル高円安方向で、これは好感されていますが、株式市場は方向感のない動きとなっています。
12月5日月曜 週明け日経平均24円安スタート
先週末NYダウ34ドル高
注目された米国の11月の雇用統計は予想を上回る26.3万人増でした。これを受けた先週末の米国株式市場はまちまちの動きでNYダウは34ドル安、ナスダック市場は20ポイント安、S&P市場は4ポイント安でした。
週明けの日経平均は24円安と小幅に続落して始まってきました。急速な円高への警戒が続いています。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は波乱含みの展開になりそうです。13日から14日にかけてFOMCが開催され、開催中の13日に米11月消費者物価指数(CPI)が発表される予定となっています。また、FOMCを通過した後には15日にECB理事会が控えています。これらに対する市場の反応は読みづらく、一気に楽観に傾く、一気に悲観に傾く、どちらもあり得るだけでなく、FOMCとECB理事会に対する反応が真逆となる展開も想定されます。これらのイベントが終われば2022年は店じまいの感も出てくるため、それぞれで大きな動きが出てきた場合でも、その反応が一時的にとどまる可能性も考えられます。日経平均株価は火曜までは様子見で、水曜以降は振れ幅が大きくなると思われます。