バンブーズブログ

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大谷翔平、同僚トラウト封じ「ベストの瞬間」 WBC優勝

大谷で始まったWBCは、大谷で終わった。九回のマウンドに右腕が立つ。それだけでも劇的な展開だが、全てはこの結末を迎えるためにあったのかと思うようなシナリオが待っていた。

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先頭打者を四球で歩かせたが、1番ベッツを併殺に打ち取り2死無走者。まさか優勝を決める最後の打者にエンゼルスの同僚、トラウトを迎えることになろうとは。大リーグでMVP経験のある日米のスターの直接対決は運命めいていた。

100マイル(約160キロ)を超える速球で追い込み、フルカウントからの勝負球には外角へのスライダーを選んだ。「打者と投手の間合いの中で球種を選択した」。トラウトのバットが空を切ると、グラブを投げ、帽子を放り投げてほえた大谷に仲間が駆け寄った。「世界一の選手になりたい」と海を渡った大谷は投打の二刀流で大会MVPに輝き、「間違いなく今までのベストの瞬間」と表現した。