2023/4/8 21:21 (2023/4/8 22:02 更新)
「人のようなものが浮いている」との連絡があった伊良部島北側の現場付近に集まった自衛隊員ら=8日夜、沖縄県宮古島市
海上保安庁によると、8日午後7時ごろ、沖縄県宮古島市の伊良部島の海岸付近で「人のようなものが浮いている」と住民から陸上自衛隊に通報があった。防衛省や海保などは、同県の宮古島付近で行方不明になった陸自ヘリコプター事故との関連を調べている。
陸自は海保と地元消防に通報した。海保によると、通報のあった場所は伊良部島の北端に位置する高さ約50メートルの崖下にある海岸付近。しけで海上から船で近づけないため、陸上から確認している。
不明になったヘリは第8師団が運用する「UH60JA」。最大定員は14人で、第8師団長の坂本雄一陸将を含む10人が搭乗していた。周辺海域ではヘリに搭載されていた救命ボートやヘリの破片とみられるドアなどが見つかっていた。陸自は航空事故とみて事故調査委員会を設置して原因を調べている
