意地の マルチ安打を 足がかりに エンゼルスは 4連打で 再び試合を 振り出しに 戻す
大谷翔平(AP)
◇14日(日本時間15日) 大リーグ エンゼルス-アストロズ(アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平が後半戦初戦のアストロズ戦に「2番・投手兼DH」で出場。チームは5連敗中で、プレーオフ争いで正念場を迎えており是が非でも白星発進したいところだ。大谷は球宴前、最後の登板となった7月4日のパドレス戦で5回5失点KOで4敗目。6月末の試合で爪が割れ、その影響が大きかったが、球宴の登板を見送り、中9日空けての登板となった。その立ち上がり。ネビン監督は「爪は問題ない」と話していた通り、出力を抑えつつ安定感のある投球を見せた。
2、3回は三者凡退。正念場は4回だ。3四死球で無死満塁のピンチを招くと1死後、右前打、さらに二ゴロの間に生還され同点とされた。さらに5回は1死からブレグマンとタッカーに連続二塁打浴び、勝ち越し点を献上。さらにアブレイユの三ゴロをレンヒーフォが失策して4点目を与えた。それでも、その裏に大谷はバットで意地を見せた。マルチ安打となる左前打が呼び水となり3連打でまずは1点。さらに代打のエスコバーが左前適時打を放ちすぐさま同点に追いついた。(写真はAP)