2022/01/25 07:01
スクラップ
娘3人と性交したなどとして、監護者性交や監護者わいせつの罪などに問われた男に対し、福井地裁(河村宜信裁判長)は24日、懲役12年(求刑・懲役15年)の判決を言い渡した。
福井地方裁判所
判決によると、男は2016~20年に、実父の立場を利用し、自宅で娘と性交したり、別の娘の体を服の上から触ったりした。
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河村裁判長は「性的欲求を満足させるために被害者を道具のように扱っており、極めて卑劣で悪質だ」と指摘。その上で、「家族がバラバラになるのは避けたいと母親にも相談できなかった被害者の立場は痛ましい。被害や結果は重い」と量刑の理由を述べた。