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沢尻エリカ「4年ぶり復帰作は異例の舞台」に決定 伊藤英明と共演で「過激シーン」もあるか


 
配信 2023年11月2日 04:01更新 2023年11月2日 19:28
NEWSポストセブン

 女優・沢尻エリカ(37才)が帰ってくる。芸能活動を休止していた沢尻が、来年2月10日からの舞台『欲望という名の電車』(新国立劇場中劇場)で、芸能活動を復帰することが、女性セブンの取材で分かった。芸歴27年のキャリアを持つが、舞台出演は初めて。しかも初主演となる。

 極秘に進めていた4年ぶりの女優復帰計画の詳細が、明らかになった。2019年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕され、2020年2月に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受け猛省の日々を送っていた沢尻。執行猶予も明け、芸能活動の復帰がいつになるのか、どんな形なのか、誰もが気になるところだったが、それは「舞台」だった。

 
 この『欲望という名の電車』は、米国の名劇作家テネシー・ウィリアムズのピューリッツァ―賞受賞作。ブロードウェイで幾度も上演され続け、1951年の映画でもアカデミー賞を受賞した名作だ。演出は鄭義信氏が担当。沢尻は、主人公のブランチを演じる。

 共演にも豪華な俳優が抜擢された。ブランチと反発し合い、最後には彼女を襲ってしまう義弟スタンリー役を伊藤英明(48才)が演じるという。

 原作には、同性愛、少年愛、同意のない強引な性行為などショッキングな内容が詰め込まれていて、映画化の際には、多くの自主規制が敷かれたいわくつきの作品だ。沢尻版の舞台は、どんな演出になるのか、否が応でも注目される。

 ある演劇関係者は「沢尻さんは、過去にも衝撃的な一糸まとわぬ姿のシーンがある映画で、芸能活動を復帰していました。今作も、生半可な演出ではない体当たりの演技が予想されます」と話す。

 

◆「一発勝負」

 2010年代前半。当時、前夫の高城剛氏との離婚トラブルなどで芸能活動を休止していた沢尻が、2012年7月に5年ぶりに主演した映画は、蜷川実花監督の『ヘルタースケルター』。初めてその肉体を晒した上で激しい絡みのシーンがあり、大きな話題となった。

「演劇は、テレビドラマや映画と違い撮り直しがきかない、毎回が一発勝負。復帰作、初めての舞台、しかも主演で挑む彼女の覚悟やプレッシャーは相当なものでしょう。

 ただ、沢尻さんは、10代のときから、2005年映画『パッチギ』や2006年ドラマ『タイヨウのうた』での高い演技力を評価されて、スターダムに上り詰めています。さらに成長した姿を見せてくれるかもしれません」(前出・演劇関係者)


 21才での映画舞台挨拶での「別に」騒動から、結婚・離婚、事務所移籍、逮捕でのNHK大河ドラマ麒麟がくる』降板と、トラブル続きの半生だった。しかし、過去の遊び仲間との連絡も絶ち、執行猶予期間は猛省の日々を過ごしたという。今回も「本当に自分は求められているのか。復帰できるのか」という葛藤の中で、決断した舞台出演だ。

 新生・沢尻エリカ、生まれ変わった姿を、名作舞台で証明してみせる。