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危険物倉庫』きようのことば

危険物倉庫とは 壁や柱に耐火構造、安全性を担保
 
きょうのことば
#きょうのことば #サービス・食品
2023/12/1 2:00
▼危険物倉庫 耐火構造の壁や柱、床などを備えた保管場所。消防法上、引火や爆発の恐れのある「危険物」を一定数量以上貯蔵する場合に整備が求められる。安全性の観点から、床面積や高さ、建材や設置場所などに制約があり、建築にも高い技術が求められている。

 
リチウムイオン電池に用いられる電解液や、半導体製造で必要な高圧ガスが危険物にあたる。車載用リチウムイオン電池の国内出荷販売額は10年で4倍に伸び、台湾積体電路製造(TSMC)など半導体の製造規模も増加。危険物倉庫の需要拡大が見込まれる。

物流・倉庫各社では、山九が2024年までに約50億円を投じて、延べ床面積を23年3月末時点の2倍強にあたる2万6800平方メートルに増やす計画だ。化学品物流のNRS(東京・千代田)は熊本県大津町に危険物倉庫を備えた支店を設けるなど、日本各地で拠点開設の動きが広がっている。