バンブーズブログ

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【2024年1月23日株レポート】 本日の株式相場状況


「日銀決定会合後は利益確定の売りに押される
展開!」
23日の国内株式市場で日経平均株価は反落し、前営業日比29円38銭 安の3万6,517円57銭で終えました。
本日の国内株式市場は、前日まで日経平均株価が大幅高した反動で 利益確定の売りが優勢となりました。日銀金融政策決定会合では大 規模金融緩和策の維持を決定、マイナス金利の解除は見送られまし たが、事前に織り込みが進んでいたことで利益確定売りを誘発しま した。引け後に植田日銀総裁の記者会見を控え、マイナス金利解除 に向けた動きが示唆される可能性が警戒された面もあるようです。 ただ、一時は買いが優勢で、決定会合の結果発表直後の後場寄り に、日経平均株価は430円あまりの上げ幅で3万7,000円台目前まで 上値を伸ばす場面もありました。
【業種別】 では精密機器、医薬品、食料品などが上昇した一方、電気・ガス、 陸運、繊維などが下落しました。
【個別銘柄】 では、6,700億円強の記録的売買代金をこなした【6920】レーザー テックが高く引けたほか、【6526】ソシオネクストも堅調を維 持。【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンク もしっかり。【6254】野村マイクロ・サイエンスが大きく切り返し
ました。

半面、朝高の【6146】ディスコ、【6857】アドバンテストなど半導 体製造装置の主力銘柄が軟化したほか、【9107】川崎汽船が安 く、【6758】ソニーグループも冴えない動きとなりました。 【チャート分析】 23日の日経平均株価・日足は「小陰線」となりました。市場では「会 見を通じて、総裁は(政策変更に)前向きな姿勢と受け止めた向きも あるかもしれない」との声が聞かれました。日中終値の3万6,540円 から一時200円超安の3万6,330円に下落しました。
東証プライム市場の売買高は16億4,569万株、売買代金は4兆9,562億 円でした。
23日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は3営業日 ぶりに反落しました。終値は前営業日比1.97ポイント安の707.28で した。前日の米国株式相場が上昇した流れを受け、国内新興市場で も幅広い銘柄に買いが先行しました。午前に上昇した東証グロース 市場250指数は午後は下げに転じました。日銀は23日まで開いた金 融政策決定会合で現行の金融緩和策を据え置きました。もっとも現 状維持は想定内だったうえ、金融正常化への地ならしが進んでいる との解釈が出たことで東証プライム銘柄を中心に利益確定売りが広 がり、新興株にも売りが波及しました。
東証グロース市場】 では、【4478】フリーや【5253】カバーが上昇しました。一方、
【2160】ジーエヌアイグループや【6027】弁護士ドットコムは下落 しました。