来週の日経平均株価は一進一退な動きになりそうです。
1>決算発表が一巡し、個別の材料は少なくなります。
2>米国は月曜19日、日本は金曜23日が休場で、やや手がけづらさも意識されそうです。日経平均株価は1989年12月につけた史上最高値の3万8,915円87銭に迫ってきました。
ここまでノンストップの上昇が続きましたが、さすがに史上最高値近辺では強弱感が交錯すると想定します。
3>イベントでは水曜21日に予定されている米エヌビディアの決算発表が大きな注目を集めます。この決算を消化する木曜22日が三連休前でもあるだけに、指数の振れ幅が大きくなると思われます。ただ、
①史上最高値を更新するようなら高いところでは利益確定売りが出やすくなる一方、足元の基調は強いだけに、
②押し目を作るようなら
買いは入りやすいかもしれません。
週を通しては水準が大きく変化しないと予想します。