バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

【2024年2月16日株レポート】

本日の株式相場状況
「一時34年ぶり史上最高値に迫る勢い!」
16日の国内株式市場で日経平均株価は続伸し、前営業日比329円30 銭高の3万8,487円24銭で終えました。
《本日の国内株式市場》 は、朝方から買い優勢で始まり、午前10時過ぎには一時3万8,865円
まで上昇。1,989年12月以来、34年ぶりとなる史上最高値更新まで あと50円程度の水準まで迫りました。
《米国株式市場》 では前日に発表されたアプライド・マテリアルズの決算が良好で、 同社株は時間外取引で一時10%を超す上昇となりました。これを受 け、国内株式市場でも朝方から【8035】東京エレクトロンなど半導 体関連株を中心に買いが入り、全体相場を押し上げました。ただ、 足もとの株価上昇は急ピッチであり、買い一巡後は【6920】レー ザーテックなどの半導体関連株に利益確定売りが流入日経平均株 価は後場にかけ上昇幅を縮小する結果となりました。 【個別銘柄】 では、【6526】ソシオネクストや【4063】信越化学工業、【7203】 トヨタ自動車が堅調。【6861】キーエンスや【9107】川崎汽船が高 く、【9983】ファーストリテイリングが値を上げました。 半面、【6857】アドバンテストや【7735】SCREENホールディ ングス、【3436】SUMCOが安く、【6146】ディスコや 【6723】ルネサスエレクトロニクスも値を下げました。
【チャート分析】

16日の日経平均株価・日足は「中陽線」となりました。日経平均株 価が史上最高値に接近する中、市場では「短期的な過熱感もみら
れ、やや伸び悩んでいる状況」との声もでています。テクニカル面 では、25日移動平均線との乖離率が5%を超えています。
東証プライム市場の売買高は22億0,417万株、売買金額は概算で6兆 7,212億円でした。
16日の新興企業向け株式市場で 【東証グロース市場】
250指数は5営業日続伸しました。終値は前営業日比27.55ポイント 高の753.25でした。前日の米国株式相場の上昇や米半導体企業の好
決算を背景に、
日経平均株価が史上最高値》 をうかがう展開となり投資家心理を支えました。東証プライム市場 の大型株と比べた出遅れ感も新興株の買いを誘いました。 【グロース市場】 では、【2160】ジーエヌアイグループ、【5595】QPS研究所が上 昇しました。一方、【5842】インテグラルは下落しました。