バンブーズブログ

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NYダウ4日ぶり反落、62ドル安 主力株に利益確定売り


 
 
#北米 #国際
2024/2/27 5:22 (2024/2/27 6:53 更新)
 
【NQNニューヨーク=川上純平】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、午後3時(日本時間27日午前5時)現在は前週末比17ドル54セント安の3万9113ドル99セントで推移している。前週末に最高値を更新した後で、主力株を中心に利益確定売りが出ている。半面、半導体株は強含む銘柄が目立ち、米株相場を支えている。

今週は29日に米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重視する米個人消費支出(PCE)物価指数(1月分)が発表される。FRBの利下げ時期を探る上で注目度が高い。内容を見極めたいという雰囲気があり、指数が高値圏にあるなかで主力株にいったん売りを出す投資家が増えている。

もっとも、ダウ平均は底堅く、上昇する場面もある。ダウ平均の構成銘柄ではないが、人工知能(AI)向けで成長期待の大きい半導体のエヌビディアのほか、同業のクアルコムが上昇し投資家心理を支えている。AI向け半導体の量産を始めたと発表したマイクロン・テクノロジーは7%上昇する場面があった。

ダウ平均の構成銘柄では通信のベライゾン・コミュニケーションズやスポーツ用品のナイキ、バイオ製薬のアムジェンが下げている。半面、顧客情報管理のセールスフォースや小売りのウォルマート、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが上昇している。26日からダウ平均の構成銘柄になったネット通販のアマゾン・ドット・コムは小動き。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅に反発している。