バンブーズブログ

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⭐️《為替概況》

NY円相場、反落 1ドル=144円70〜80銭 米長期金利の上昇受け
 
 
#為替概況 #為替・金利 #マーケット
2024/9/26 6:36
【NQNニューヨーク=戸部実華】25日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落し、前日比1円50銭円安・ドル高の1ドル=144円70〜80銭で取引を終えた。一時は144円84銭と、3週間ぶりの円安・ドル高水準を付けた。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大観測から円売り・ドル買いが優勢になった。月末と四半期末に伴う実需の円売り・ドル買いも出た。

米債券市場で10年物国債利回りは前日比0.05%高い(債券価格は安い)3.78%で取引を終えた。米経済の底堅さを意識した債券売りが出やすかった。25日発表の8月の新築住宅販売件数は前月比4.7%減ったものの、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(5.3%減)ほど落ち込まなかったことも、円売り・ドル買いにつながった。

月末と四半期末を控え「週内はドル買いが入りやすい流れを見込む」(ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏)との声も聞かれた。26日には米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長を含む複数の高官による発言機会が相次ぐ。27日にはFRBが重視する米個人消費支出(PCE)物価指数の8月分が発表される。一連のイベントを前に持ち高調整の円売り・ドル買いが出やすい面もあった。

円の高値は143円88銭だった。

円は対ユーロで続落し、前日比1円20銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=161円10〜20銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0050ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1125〜35ドルで取引を終えた。ユーロ買いが先行し、一時は1.1214ドルと約1年2カ月ぶりのユーロ高・ドル安水準を付けた。その後は月末と四半期末を控えるなか、持ち高調整のユーロ売り・ドル買いが出やすくなった。米長期金利の上昇もユーロ相場の重荷となった。

ユーロの安値は1.1122ドルだった。