事故原因の究明へ
配信 2023年5月2日 16:11更新 2023年5月2日 17:50
沖縄 RBCニュース
陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県宮古島周辺で消息を絶った事故で、2日に引き揚げられた機体からフライトレコーダーが回収されたことが分かりました。
先月6日、陸上自衛隊のヘリが消息を絶った海域では、5月2日から民間の作業船による回収作業が始まり、午前11時45分頃、機体が海中から引き揚げられました。
防衛省関係者によりますと引き揚げられた機体からフライトレコーダーが回収されたということです。
自衛隊は今後フライトレコーダーを解析し、事故原因の究明を進める方針です。
また引き揚げられた機体は午後、宮古島の平良港に運ばれました。今後、所属する
熊本県の高遊原分屯地などに移され、調査が進められる見込みです。
この事故ではヘリに乗っていた隊員10人のうち、6人の死亡が確認されていて、
残る4人の行方は分かっていません