■来週の見通し＜6月19日～＞
堅調な展開が予想されます。日米の中央銀行イベントを今週消化し、来週は材料難。22日にパウエルFRB議長が上院で議会証言を予定していますが、6月のFOMCで最新のメッセージを受け取ったばかりでもあり、米国株のトレンドに大きな影響を与えるイベントにはなりづらいです。米国ではS&P500やナスダックと比べて出遅れ感があったダウ平均が、年初来高値を更新してきています。また、国内では5社のIPOが予定されており、大型株に上昇一服感が出てきたとしても新興銘柄の活況が期待できます。材料難であることは、売りを出す理由もないとポジティブに捉えられることもあり、押し目待ちの投資家や何かを買いたい投資家は多いと推測される中、上向きの基調が続くと予想されます。
