バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

8月日経平均第1週振り返り&第2週の見通し

 

 

8月4日金

日経平均株価は小反発、売り一巡後に値頃感から買いが流入! 

4日の国内株式市場で日経平均株価は小反発し、前営業日比3347銭高の32,192 75銭で終えました。 

前日の米国株式市場では、NYダウが66ドル安と続落しました。米長期金利の上昇が警戒され、ハイテク株などが軟調に推移しました。これを受けた国内株式市場も朝方は値を下げ一時、前営業日比で200円を超す下落となりました

【個別銘柄】 

は、8035東京エレクトロンや【6857アドバンテスト といったハイテク株が高く、【8306】三菱UFJフィナンシャ ル・グループなどの銀行株、9107川崎汽船などの海運株も 値を上げました。他にも、業績下方修正を発表した4452】花 王は悪材料出尽くし感から買われました。この日の場中に好決 算を発表した7011三菱重工業も急伸しました。半面、 6920】レーザーテックや【6526】ソシオネクストが安く、 

6963ローム軟調でした。【6861キーエンスが値を下 げ、【7974任天堂も下落しました。他にも、決算内容が嫌気 された【7518ネットワンシステムズが急落しました。 

 

 

 

 

8月2日水曜

日経平均株価は急反落、利食い急ぎで今年最大の下げ幅に!」

2日の国内株式市場で日経平均株価は急反落し、前営業日比76889銭安の32,70769銭で終えました。

 

本日の国内株式市場は前営業日までとは打って変わって大きく下値を模索する展開となりました。前日の欧州株式市場が総じて安かったほか、米国で金利上昇を背景にハイテク株が売られナスダック総合株価指数が下落したことなどが、投資家心理を冷やしました。

【個別銘柄】

では、【6920】レーザーテック、【6526】ソシオネクストが安く、【8035東京エレクトロンなどの半導体主力株が売られました。【9984ソフトバンクグループが下落し、また【7224新明和工業なども大幅安となりました。半面、売買代金トップとなった7203トヨタ自動車が高く、【6861キーエンスも値と上げました。他にも、6301コマツが頑強な値動きとなり、6035】アイ・アールジャパンホールディングスが一時値幅制限いっぱいに買われる人気となりました。

 

 

8月1日火曜

本日の国内株式市場は主力ハイテク株をはじめ広範囲に物色の矛先が強まりました。前日の米国株式市場では米景気の底堅さが意識されるなか、引き続きFRBによる金融引き締めが最終局面にあるとの見方が広がり、NYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って上昇しました。これを引き継いで国内株式市場でも朝方から買い優勢の地合いが続きました

【個別銘柄】では、売買代金トップに躍り出た6526】ソシオネクスが大幅高、【6920】レーザーテックなどの半導体関連株の上昇が目立ちました。9107川崎汽船など海運株も物色人気。8031三井物産なども値を上げました。半面、【6861キーエンスが大きく値を下げ、【8316三井住友フィナンシャルグループも下落しました。【6954ファナックも冴えない展開となり、【9702アイ・エス・ビーが急落しました

7月31日月曜

本日の国内株式市場はリスク選好の地合いとなり、日経平均株価は大きく切り返す展開となりました。一時600円を超える上昇を見せ、33,400円台まで水準を切り上げる場面もありました。FRBによる利上げ打ち止めへの期待が高まり、投資家心理を強気に傾けました。これが国内株式市場に追い風となった

【個別銘柄】では、6526】ソシオネクスが売買代金2位となり大幅高、売買代金トップの6920】レーザーテックも堅調でした。8035東京エレクトロンなども高い。8306】三菱UFJフィナンシャル・グループも大商いで上昇しました。半面、【6861キーエンスが下落、【6857アドバンテストも冴えない動きとなりました。

来週の見通し《8月6日以降》

 

来週の日経平均株価は、上値が重くなると予想します。国内は金曜11日が山の日で休場となります。今週、非常に不安定な動きが出てきたことから、市場の空白はリスクとして意識されやすいと考えます。木曜10日に出てくる米国の7消費者物価指数(CPI)が、ここ最近のトレンドからは米国のインフレへの警戒を和らげる材料として期待できます。ただ、この中身や米国マーケットの反応を確認する前に、国内株式市場は三連休に入ります。国内は引き続き決算が多く、業績を吟味した個別物色は活況が見込まれます。ただ、主力どころが来週で概ね出そろうことから、週後半は翌週以降の夏枯れを警戒した動きが出てくる可能性も視野に入ります。指数は米国株、為替、米長期金利に神経質となる地合いが続くと思われ、米金利の上昇や米国株の下げが続いた際には手じまい売りが強めに出てくると思われます。米国株の動きが良かった場合でも、三連休を前にしては押し目買いが恐る恐るになると想定します。