バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

藤井くん‼️おめでとう

藤井聡太名人が将棋史上初の8冠 タイトル独占は羽生善治氏以来
 
配信 2023年10月11日 21:00更新 2023年10月11日 21:14
毎日新聞毎日新聞社

 将棋の第71期王座戦五番勝負(日本経済新聞社主催)第4局が11日、京都市で指され、7冠を持つ藤井聡太名人(21)が138手で永瀬拓矢王座(31)に勝ち、対戦成績3勝1敗で王座を奪取するとともに、王将、竜王、王位、叡王棋王棋聖を併せ史上初の全8冠制覇を達成した。将棋界のタイトル独占は1996年の羽生善治九段(53)の7冠以来4人目。21歳2カ月での8冠は羽生九段の7冠達成時(25歳4カ月)より4歳以上も若い偉業達成となった。

 藤井名人は2020年7月、17歳11カ月の史上最年少で初タイトルの棋聖を獲得し、翌月には王位獲得で2冠。21年には叡王竜王、22年には王将を獲得。そして今年3月に棋王を獲得すると、6月に20歳10カ月の史上最年少で渡辺明名人(39)=当時=から名人位を奪取、羽生九段と並ぶ2人目の7冠達成を果たした。

 最後に残った王座戦は6期目の参加で初めて挑戦者に名乗りを上げた。五番勝負の短期決戦で先手番の第1局を落とす苦しいスタートとなったが、第2局から3連勝で制した。第3局は敗色濃厚だった最終盤での逆転勝ちだった。登場したタイトル戦を全て制し、獲得数を計18期(歴代7位)に伸ばした。

 将棋界のタイトル独占は他に、升田幸三実力制第四代名人の3冠(名人・王将・九段<その後十段、現竜王>=1957年達成)と、大山康晴十五世名人の3冠、4冠、5冠(名人・王将・十段・王位・棋聖=63年達成)がある。羽生九段が7冠達成後、17年に叡王戦が第3期からタイトル戦に昇格し、現在の8タイトル制になった。

 一方、永瀬王座は5連覇を逃し、永世称号である「名誉王座」(連続5期または通算10期)の資格獲得はならなかった。【新土居仁昌】