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《イチローからエール》

「能力を伸ばせる時間はそんなに多くない」、イチローからエール送られた大谷翔平は体調管理を徹底し外食もめったにせず1日10時間睡眠
2023/10/03 01:51
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大谷翔平
大リーグ
 【アナハイム(米カリフォルニア州)=帯津智昭】米大リーグ・エンゼルス大谷翔平(29)が1日(日本時間2日)、44本塁打で日本人初の本塁打王に輝いた。同日で今季のレギュラーシーズンが終了。右肘を痛めた影響などで9月3日を最後に欠場したが、アメリカン・リーグ2位のアドリス・ガルシア(30)(レンジャーズ)に5本差でトップを守った。

 大谷はこの日、チームカラーの赤いパーカ姿で、最終戦のアスレチックス戦をベンチで見守った。9月19日に右肘 靱帯 ( じんたい ) の手術を受け、右腕は固定している。チームが快勝すると、仲間と笑顔で左拳を合わせた。


 2021年にリーグ最優秀選手(MVP)に輝いたとはいえ、メジャー6季目で初めての個人タイトルとなる。大谷は球団を通じ、「MLB(大リーグ)でこれまで活躍された偉大な日本人選手たちのことを考えると大変恐縮であり、光栄なことです。この目標を達成するのに協力してくれたチームメート、コーチングスタッフ、ファンに感謝します」とコメントした。

 大谷は今季、史上初となる2年連続の「2桁勝利・2桁本塁打」も達成。21年に続くMVPの有力候補になっている。主要打撃3部門で日本選手のタイトルは、04年に2度目の首位打者となったイチローさん(49)以来。小学生の頃から憧れたイチローさんからは21年のシーズン後にエールを送られ、「能力を伸ばせる時間はそんなに多くない」と鍛錬を続けてきた。

 シーズン中も体調管理を徹底。外食はめったにせず、1日10時間を睡眠に充てる日もあった。今季は6月に球団新の月間15本塁打を放ち、8月3日には両リーグ最速で40号に到達。名門ヤンキースで活躍した松井秀喜さん(49)ら日本の先輩がたどり着けなかった勲章をつかみ取った。