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米国求人件数 900万件 市場予想上回る 米労働市場はなお強さを見せている。

12月の米求人件数、900万件 市場予想上回る
 
 
#北米 #国際
2024/1/31 14:30
 
宅配ピザチェーンの求人広告(1月、中西部イリノイ州)=AP
【ワシントン=赤木俊介】米労働省が30日発表した2023年12月の雇用動態調査(JOLTS)によると、非農業部門の求人件数(季節調整済み、速報値)は902万6000件だった。前月から10万1000件増加し、市場予測(880万件)を上回った。2カ月連続で増加した。米労働市場はなお強さを見せている。

 
労働省が5日発表した23年12月の雇用統計をもとに計算すると、12月は失業者1人に対しおよそ1.44件の求人がある計算だ。失業者に対する求人件数は2カ月連続で増えた。

12月の解雇件数(政府部門は除く)は151万5000件と、前月から6万8000件増えた。米雇用情報サイト「Layoffs.fyi」によると、2024年1月1〜30日までに98社のテック企業で2万5136人が解雇の対象となった。1月は予算の調整を図る企業が多く、解雇が増える傾向にある。

 
23年12月はビジネス・専門サービスの求人件数が23万9000件増えた。一方、卸売り販売業では8万3000件減った。

金利先物市場に織り込まれた政策金利の見通しを示す「フェドウオッチ」では、米連邦公開市場委員会FOMC)の24年1月30〜31日の会合で政策金利を維持するとの予想は30日時点で約98%となっている。