バンブーズブログ

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【2024年1月10日株レポート】

本日の株式相場状況
日経平均株価先物主導で上げ足加速し、3万4,000円台半ば へ!」
10日の国内株式市場で日経平均株価は続伸し、前営業日比678円54 銭高の3万4,441円72銭で終えました。
《本日の国内株式市場》 は想定外の強さを発揮しました。前日の欧州株式市場で主要国の株 価が総じて軟調だったほか、米国株式市場でもNYダウが4営業日ぶ りに反落するなど利益確定売り優勢の地合いでしたが、 《外国為替市場》 で円安に振れたことなどを追い風に半導体関連などを中心に日経平 均株価は上値指向を鮮明としました。先物主導のインデックス買い で上げ幅を一気に広げ、一時700円を超える上昇で3万4,500円台ま で水準を切り上げる場面もありました。引けはやや伸び悩んだとは いえ、3万4,400円台で着地し、バブル崩壊後の高値を連日で更新し ています。
【業種別】 では、精密機器、その他製品、医薬品などが上昇した一方、海運、 石油・石炭、鉄鋼などが下落しました。
【個別銘柄】 では、本日も群を抜く売買代金をこなした【6920】レーザーテッ クが上値を追ったほか、【8035】東京エレクトロン、【6146】 ディスコなど半導体製造装置関連が高い。【7011】三菱重工業が頑
強な値動きを示し、【2914】JTも商いを膨らませ堅調な動きを 見せました。

半面、【6254】野村マイクロ・サイエンスが利益確定売りで小安く 引けたほか、【6702】富士通が下値を試す展開に。【9104】商船 三井も冴えない。【3186】ネクステージが急落、【3141】ウエル シアホールディングスも大幅安となりました。
【チャート分析】
10日の日経平均株価・日足は「大陽線」となりました。市場では春 闘賃上げ率の結果のほか、15日に東証が公表を予定している改革要
請に基づいて開示している企業の一覧表を期待しているとの声が出 ています。「株価純資産倍率の他にも幅広い分野での改善が企業間 でみられる可能性があり、期待が高まっている」との声もありまし た。
東証プライム市場の売買高は15億6,222万株、売買代金は4兆0,664億 円でした。
10日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は続伸し ました。終値は前営業日比2.05ポイント高の707.69でした。前日の 米ハイテク株高を背景に日経平均株価が33年11ヶ月ぶりの高値とな るなか、新興株市場でも投資家心理の改善を映した買いが入りまし た。もっとも物色の矛先が東証プライム市場に向かっていたため、 上げ幅は小幅でした。
東証グロース市場】 では、【4478】フリーや【6027】弁護士ドットコムが上昇しまし
た。一方、【2753】あみやき亭や【5253】カバーは下落しました