日経平均来週の見通し3月11日~
来週の日経平均株価は一進一退な動きになりそうです。翌週に日銀金融政策決定会合(3/18~19)とFOMC(3/19~20)が控えており、手がけづらさが意識される週になります。日銀が4月ではなく3月にマイナス金利を解除するとの見方が浮上しており、日銀関連のニュースや為替に振り回される週になると想定します。一方、FOMCでは政策金利の据え置きが濃厚であることから、米国株は相対的に落ち着いた動きになると思われます。米国では2月の消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)など注目指標の発表がありますが、3月FOMCの結果がある程度読めている状況下では、仮に指標が強く米長期金利が上昇したとしても、米国株へのネガティブな影響は限定的と思われます。強弱材料が混在する中、方向感が定まらないと予想します。