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《東証大引け》 日経平均、小反落

東証大引け》 日経平均、小反落 半導体関連に売り
 
 
#国内株概況 #株式 #マーケット
2024/5/28 15:22
28日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、終値は前日比44円65銭(0.11%)安の3万8855円37銭だった。国内の長期金利の上昇を受けて半導体関連の一角が売られ、指数の重荷となった。半面、銀行や海運などには買いが入り、相場の下値は限られた。

前日の米市場が休場だったこともあり、きょうは国内金利の動向をにらみながらの物色が目立った。長期金利は一時1.035%と約12年ぶりの高水準をつけた。日銀が6月の金融政策決定会合国債買い入れの減額など金融政策の正常化に向けた動きをさらに進めるとの見方から国内金利に上昇圧力がかかっている。金利の上昇局面で売られやすいハイテク株に売りが出て、レーザーテク、アドテスト、東エレクといった半導体関連の下げが目立った。レーザーテクは後場に一段安となった。

半面、割安株には個人投資家などによる買いが向かい、業種別では銀行や海運、電力の上昇が目立った。日経平均前場に140円ほど下げた後は底堅く推移した。

東証株価指数TOPIX)は小幅続伸した。終値は2.14ポイント(0.08%)高の2768.50だった。JPXプライム150指数は反落し、3.41ポイント(0.28%)安の1213.94で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆7244億円、売買高は15億47万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は955だった。値上がりは631、横ばいは63だった。

第一三共ファナックバンナムHDオリンパスが下落した。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリ信越化、住友電が上昇した。