バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

【2024年6月7日株レポート】

■本日の株式相場状況
「米雇用統計控え様子見姿勢強まる!」
7日の国内株式市場で日経平均株価は反落し、前営業日比19円58銭 安の3万8,683円93銭で取引を終えました。
《前日の米国株式市場》 では、半導体関連株が軟調でナスダック指数は4営業日ぶりに下落
しました。これを受け、
《国内株式市場》 も日経平均株価は値を下げてスタートしましたが、下値には買いが 入り一時プラス圏に上昇しました。しかし、上値は重く再びマイナ ス圏に転じ、前場には前営業日比で140円超安まで売られる場面が ありました。後場に入り下げ渋ったものの軟調展開は続き3万8,600 円台を中心とする一進一退が続きました。 今晩は『米5月雇用統計の発表』
があるほか、 来週は『米連邦公開市場委員会(FOMC)』や『日銀金融政策決定会 合』が予定されるなか、積極的な売買は手控えられ出来高も低調で した。
【業種別】 では、非鉄金属、サービス、化学などが上昇した一方、電気・ガ ス、輸送用機器、証券・商品先物などが下落した。
【個別銘柄】 では、【6146】ディスコや【8035】東京エレクトロン、【6857】 アドバンテストが安く、【6723】ルネサスエレクトロニクス

【6526】ソシオネクストが軟調。【9984】ソフトバンクグループや 【6758】ソニーグループが値を下げました。また、肥満症治療薬の フェーズ2試験結果に対する失望売りが膨らみ【4507】塩野義製薬 が急落しました。 半面、【6920】レーザーテックが9日ぶりに反発したほか、 【6501】日立製作所や【4063】信越化学工業が高い。【8316】三 井住友フィナンシャルグループや【9983】ファーストリテイリン グ、【6098】リクルートホールディングスが値を上げました。 【チャート分析】 7日の日経平均株価・日足は「小陰線」となりました。開始1時間程 度は前営業日終値近辺で一進一退となり、10時以降は下げては戻し といった動きを繰り返しました。後場はスタートを高値に一度もプ ラス圏には浮上できませんでしたが、終盤に戻して小幅な下落で取 引を終えました。大型株がさえない一方で中小型株には資金が向か う様子が窺えました。
プライム市場の売買高は13億4,640万株、売買金額は概算で3兆4,623 億円でした。
7日新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は3営業日ぶ りに反発しました。終値は前営業日比9.11ポイント高の621.64でし た。日本時間今晩に5月の米雇用統計の発表を控えて株式相場全体 の方向感が乏しかったなか、このところ総じて軟調なグロース市場 の主力銘柄には持ち高整理の買いが優勢となりました。指数は大引 けにかけて強含みの動きを見せました。
【グロース市場】 では【9164】トライトや【176A】レジルは下落しました。一方、
【6027】弁護士ドットコムや【7342】ウェルスナビは上昇しまし た。