バンブーズブログ

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2024年1月17日株式レポート

 

本日の株式相場状況
「一時600円超高も後場値を消し安値引け!」
《17日の国内株式市場》 cで日経平均株価は続落し、前営業日比141円43銭安の3万5,477円 75銭で終えました。
本日の国内株式市場は、朝方は円安進行を背景に主力ハイテク株中 心に大きく買いが先行。前日の欧米株式市場が総じて軟調な動き だったにもかかわらず、リスク選好の地合いで、寄り後も次第高。 前場中ごろには600円を超える上昇で3万6,200円台まで水準を切り 上げました。しかし、その後は利益確定を急ぐ動きが表面化しまし た。目先過熱感が意識されるなか、先物主導で売り優勢の地合いに 変わり、日経平均株価後場に入るとマイナス圏に沈みました。途 中戻り足をみせる場面もありましたが、引けにかけて売り直され、 ほぼ安値引けとなりました。アジア株式市場が全面安商状に売られ たほか、米株価指数先物軟調に推移したことも嫌気されました。 【業種別】 では卸売、保険、小売などが上昇している一方、鉱業、電気・ガス、 医薬品などが下落しています。
【個別銘柄】 では、【9501】東京電力ホールディングスが下落したほか、
【9983】ファーストリテイリングも冴えない。【4063】信越化学 工業が値を下げ、【7974】任天堂、【6526】ソシオネクストも売 りに押されました。【6702】富士通が安く、【7011】三菱重工業 も水準を切り下げました。半面、【6920】レーザーテックが大商

いで上昇、【9107】川崎汽船も商いを膨らませプラス圏で着地しま した。【8035】東京エレクトロン、【6857】アドバンテストが堅 調、【9984】ソフトバンクグループも値を上げました。【6861】 キーエンスが高く、【8001】伊藤忠商事、【8031】三井物産など 総合商社も物色されました。
【チャート分析】
17日の日経平均株価・日足は「小陰線」となりました。市場では、 「ドル/円の円安基調や国内企業の決算への期待感、東証による資
本効率改善の要請など、日本株には追い風が吹いている」として、 日経平均株価は目先も上値をトライする可能性があると指摘の声が 上がっています。ただ、目先のリスクとしては米国の景況感悪化が 挙げられるといい、「米経済指標の悪化で米金利低下・円高進行と なれば、日本株も調整ムードになりそうだ」との見方も示されまし た。
東証プライム市場の売買高は19億6,260万株、売買代金は5兆2,787 億円でした。
17日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は続落し ました。終値は前営業日比17.88ポイント安の689.08でした。早期
の米利下げ観測がやや後退し、日米で長期金利が上昇したことか ら、高PERの割高な銘柄が多い新興株市場では売りが優勢でした。
午前は堅調に推移していた日経平均株価後場に下げに転じると、 運用リスクを避ける動きが強まり、東証グロース市場250指数は下
げ幅を拡大しました。
東証グロース市場】

では、【5595】QPS研究所や【2753】あみやき亭が上昇しまし た。一方、【2160】ジーエヌアイグループや【7779】CYBERD YNEは下落しました。