バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

【2024年6月11日株レポート】

■本日の株式相場状況
「続伸も買い一巡後は後は伸び悩み上値重い展開に!」
11日の国内株式市場で日経平均株価は続伸し、前営業比96円63 銭高の3万9,134円79銭で取引を終えました。
《本日の国内株式市場》 は前日の米国株式市場でハイテク株が買われナスダック総合株 価指数とS&P500指数がいずれも史上最高値を更新したことを 受け、朝方はリスク選好の地合いとなりました。日経平均株価 は一時300円近い上昇を示す場面もありましたが、朝方の買い
が一巡するとその後は次第に上げ幅を縮小し、後場終盤には一 段と上値が重くなりました。FOMCの結果と週末の日銀金融
政策決定会合を控え、積極的な買いは続きませんでした。 【業種別】 では、機械、精密機器、非鉄金属、パルプ・紙、石油・石炭製 品などが上昇した一方、海運業、証券・商品先物取引業、空運 業、倉庫・運輸関連業、陸運業などが下落しました。 【個別銘柄】 では、売買代金上位3傑に入った【6146】ディスコや【8035】 東京エレクトロンが高いほか、【6871】日本マイクロニクス が 大きく買われました。【5801】古河電気工業など電線大手が上
昇しました。そのほか、【2929】ファーマフーズストップ高

に買われ、【7721】東京計器も商いを伴い値を飛ばしました。 半面、断トツの売買代金をこなした【6920】レーザーテックが 安く、【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガ バンクも冴えない。また、【5535】ミガロホールディングスも 大きく利食われ、【9324】安田倉庫も利益確定売りを浴びまし た。
【チャート分析】
11日の日経平均株価・日足は「小陽線」となりました。積極的 な売買は手控えられたものの、
日経平均株価は75日移動平均線が位置する3万9,018円水準を上 回っており、5月27日以来となります。決して上を意識した強い 地合いというわけではありませんが、5月20日につけた戻り高 値の3万9,437円16銭を上回ってくると売買代金が増加する可能 性もあり、商い閑散の今週は、戻り高値クリアに注目したいと ころです。
プライム市場の売買高は13億7,719万株、売買金額は概算で3兆 5,422億円でした。
11日新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は3営業 日続伸しました。終値は前週末比5.71ポイント高の631.49でし た。前日の米ハイテク株高が国内新興株への投資意欲を高めま した。市場では「日米の金融政策決定会合を週内に控えて主力 株を積極的に手掛けづらいなか、出遅れ感の修正で新興銘柄を 物色する動きにつながったようだ」との見方がありました。

【グロース市場】 では【186A】アストロスケールホールディングスや【5595】Q
PS研究所は下落しました。一方、【5253】カバーや【6255】 エヌ・ピー・シーは上昇しまし