バンブーズブログ

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【2024年7月2日株レポート】

■本日の株式相場状況
後場上げ足加速し4万円台回復、大きく切り返す展開
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2日の国内株式市場で日経平均株価は3営業日続伸し、前営業日比 443円63銭高の4万0,074円69銭で取引を終えました。
《本日の国内株式市場》 は、安く始まったもののすぐに地合いが急展開し、買い優勢の地合 いに変わりました。前日の米国株式市場では米長期金利の上昇にも かかわらずハイテク株中心に買われ、ナスダック総合株価指数が最 高値を更新したことや、外国為替市場で1ドル=161円台後半まで円 安が進んだことなどが追い風となりました。もっとも、国内株式市 場で買われたのは海運や金融などバリュー株が中心で、半導体関連 などハイテク株には下げる銘柄も散見されました。日経平均株価後場に入ると先物を絡めた買い戻しが加速し、節目の4万円大台を 回復。後場取引終盤は伸び悩んだものの高値圏で売り物をこなし切 りました。全体売買代金は4兆5,000億円台と活況を呈しました。 【業種別】 では、海運業、鉱業、保険業、精密機器、証券・商品先物取引業な どが上昇した一方、パルプ・紙、鉄鋼の2セクターのみ下落しまし た。【個別銘柄】 では、【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバン クが活況高の様相を呈し、【6146】ディスコも物色人気。このほか 【7011】三菱重工業が商いを伴い上昇し、【9107】川崎汽船が急 伸をみせ値上がり率首位となりました。

半面、売買代金首位の【6920】レーザーテックが下値を模索、 【6526】ソシオネクストも軟調。【8233】高島屋も利食われ、 【5535】ミガロホールディングス が急落。このほか【6036】Ke ePer技研なども大きく水準を切り下げました。 【チャート分析】 2日の日経平均株価・日足は「中陽線」となりました。日経平均株 価は利益確定売りに押されたものの、投資家心理の好転が上昇を支 えたもよう。約3ヶ月ぶりに4万円を回復した。TOPIXも堅調な値 動きが継続し連日で終値ベースの年初来高値を更新しました。米国 株高を受けても下げて始まっているだけに、場中の動きが異様に強 く、少不安定な動きが出てきたとしても、リスクオフにはなりづら いとみられ、翌営業日3日から新紙幣が発行されますが、「お金」 がクローズアップされる局面で日本株が強くなってきたことから、 国内で資産運用に対する関心が高まる展開も期待できそうです。
プライム市場の売買高は18億5,011万株、売買金額は概算で4兆5,345 億円でした。
2日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は3営業日 続落しました。終値は前営業日比3.16ポイント安の646.04でした。 国内の長期金利が上昇するなか、相対的な割高感が意識されやすい 新興株には売りが優勢となりました。午後に日経平均株価心理的 節目である4万円台に乗せるなど大型株の注目度が高まり、新興株 の出遅れが目立ちました市場では「値動きの良い大型銘柄に投資家 の関心が集まり、中小銘柄は選好されにくい状況だ」との声があり ました。。
【グロース市場】 では、【7776】セルシード、【198A】PostPrime が下落
しました。また、【4591】リボミックは下落しました