バンブーズブログ

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⭐️《円相場》

外為17時 円相場、4日ぶり反発 対ユーロは9日ぶり反発
 
 
#為替概況 #為替・金利 #マーケット
2025/1/6 17:21
2025年最初の取引となった6日の東京外国為替市場で、円相場は4営業日ぶりに反発した。17時時点では24年12月30日の同時点に比べ21銭の円高・ドル安の1ドル=157円67〜68銭で推移している。リスク回避や持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが入り、相場を押し上げた。ただ、米金利の先高観は強く上値は限られた。

昨年12月30日に発表された24年12月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は5月以来の低水準となり、市場予想も下回った。米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動きやすくなるとして東京市場の休み中に円相場が上昇した流れを引き継ぎ、連休明け6日の東京市場でも円買い・ドル売りが優勢だった。

大発会を迎えた6日の東京株式市場で日経平均株価の下げ幅が一時600円を超えた。株価の不安定な動きを受けて「低リスク通貨」とされる円に買いが増える場面もあった。

もっとも、円相場の上値は重かった。2日発表の週間の米新規失業保険申請件数や3日に発表された24年12月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は市場予想を超えて改善した。米景気は堅調だとして前週末にかけて米長期金利が上昇しており、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いも出た。輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買いも意識され、円相場は一時157円83銭近辺まで上げ幅を縮めた。

円は対ユーロで9営業日ぶりに反発した。17時時点では同1円77銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=162円83〜85銭で推移している。

ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反落した。17時時点は同0.0098ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0327〜28ドルで推移している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕