【6月第1週日経平均株価振り返り】
6月3日 日経平均300円超高(9時25分)
NYダウ435ドル高
米国株式市場は3日ぶり大幅反発となりました。NYダウは435ドル高、ナスダック市場は322ポイント高、S&P市場は75ポイント高です。インフレ率鈍化への期待が広がっています
日経平均も好調です、本日9時25分現在300円超高くなっています。ここの価格帯は商いも多いので動きが重いところもありますが、じわじわ上値を志向しているようです
6月2日 日経平均反落スタート
NYダウ続落176ドル安
米国株式市場は3指数とも小幅続落、NYダウは176ドル安、ナスダック市場は86ポイント安、S&P市場は30ポイント安でした。長期金利は上昇してきています
日経平均は117円安と反落して始まったものの、9時5分現在150円安と若干下げ幅を広げています。ただ昨今の日本市場は底堅いですから大きく下げることはないでしょう
休み明けNYダウ7日ぶり反落
メモリアルデーの休日明けの米国株式市場は小幅に反落しました。NYダウは7日ぶりに下げて222ドル安、ナスダック市場は49ポイント安、S&P市場は26ポイント安でした
日経平均は15円高と小幅上昇で始まった後、上げ幅を拡大9時25分現在150円高となってきました、円安模様も追い風です。本日も終日堅調な動きでしょう
5月31日 日経平均小幅反落スタート
米国市場 メモリアルデー休日
米国市場はメモリアルデーで休日です
日経平均は小幅の下げで始まりましたが、すぐにプラスに転換、好調な動きです。昨日の大幅高を考えると強さが光ります。ただ本日は世界的な株価指数モルガンスタンレーMSCIの入れ替えに伴う売りも予想されています。引けにかけては要注意かもしれません
先週末NYダウ575ドル高(6日続伸)
米国株式市場は立ち直り模様です、先週末のNYダウは575ドル高と6日続伸しました。先々週まで8週連続安だった反動もありますが、インフレがピークに達したとの声も広がっています。ナスダック市場は390ポイント高と3%を超える上げ、S&P市場は100ポイント高でした
週明けの日経平均は311円高とすんなり27000円を超えて始まってきました。今週は堅調で日経平均は27000円台を固めていくように思います
【2022年6月3日株レポート】
「米株高を受け、日経平均株価は2ヶ月ぶり高値圏に上昇!」
3日の国内株式市場で日経平均株価は急反発し、前営業日比347円69銭高の2万7,761円57銭で終えました。
本日は、値がさハイテク株などが買われ4月上旬以来、2ヶ月ぶりに2万7,700円台に値を上げました。前日の米国株式市場では、ADP雇用統計が市場予想を下回り米金融引き締めへの警戒感が後退し、ハイテク株を中心に買いが流入しました。これを受けて、東京株式市場も買い優勢となり、半導体関連など値がさ株を中心に値を上げました。2日のOPECプラスで増産が決定されましたが、規模は小さいとの見方から原油価格は上昇したことで、石油関連株は堅調でした。ただ、今晩は米雇用統計の発表が予定されていることから、後場にかけては高値圏での一進一退と、様子見の動きも見られました。
【業種別】
では、鉱業、精密機器、非鉄金属などが上昇した一方、保険、空運、その他金融などが下落しました
【個別銘柄
では、国内ユニクロの月次が強かった【9983】ファーストリテイリングが5.9%高。小売株を中心に月次で買われた銘柄が多く、【2670】エービーシー・マート、【7606】ユナイテッドアローズ、【7581】サイゼリヤ、【7453】良品計画、【2685】アダストリアなどが大幅高となりました。OPECプラス会合では増産が合意に至りましたが、大幅な増産ではなく、WTI原油は結果を受けて上昇。これを受けて【1605】INPEXや【5021】コスモエネルギーホールディングスなど原油高メリット銘柄に資金が向かいました。米国でボーイングが急伸したことを手掛かりに、同社向けの製品を手がける【7408】ジャムコが12%近い上昇。【5726】大阪チタニウムテクノロジーズ、【5727】東邦チタニウムのチタン2社が人気を集めました。 一方、ドル円が130円を割り込んだことから、今週、円安進行を材料に動意づいた【7203】トヨタが下落。【9697】カプコンや【9684】スクウェア・エニックス・ホールディングスなどゲーム株が、それぞれリリースもあって大きめの下げとなりました。株高ではあったものの、【8604】野村ホールディングスや【8601】大和証券グループ本社など証券株は下落。OPECプラス会合が原油安を促す材料までには至らなかったことから、【9201】日本航空、【9202】ANAホールディングス、【9022】東海旅客鉄道など、運輸関連が燃料高への懸念から売りに押された格好です。ほか、【6778】アルチザネットワークスが決算を材料に大きく値を崩しました。
【チャート分析】
本日の日経平均株価・日足はマドを開けて、上下に短いヒゲを伴う「小陽線」となりました。ボリンジャーバンドの2シグマを上抜けてきました。5日移動平均線(2万7,456円51銭)が下値支持線として働いているほか、3月に上値を止められた200日移動平均線(2万7,940円22銭)に再び接近してきています。
東証プライム市場の売買高は11億0,828万株、売買金額は概算で2兆6,793億円でした。
3日の【新興企業向け株式市場】で東証マザーズ指数は反発しました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比9.83ポイント高い670.37でした。前日の米国株式相場が上昇した流れを受け継ぎ、東京株式市場でも投資家心理が改善し主力銘柄を中心に買いが入りました。市場では「米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締め懸念がやや和らいでいるが、高官からは利上げに前向きな発言もみられる。金融政策の先行きに敏感な海外投資家らの一部が利益確定の売りを出しており、上値が重かった」との見方がありました。【東証グロース市場】では、【4478】フリーや【4194】ビジョナル、【7342】ウェルスナビが上昇しました。一方、【2370】メディネットや【2158】FRONTEO、【4376】くふうカンパニーが下落しました。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、しっかりした動きが予想されます。金曜日10日に米国で5月消費者物価指数(CPI)の発表が控えています。米国のインフレ動向を見定める重要指標でもあり、最近はCPIを受けて米国株が大きく動くことも多いです。翌週にFOMC(14~15日)が予定されていることもあり、基本的には「待ち」の週。足元では米国の長期金利が再び上昇し始め、9日にはECB理事会があり、欧州経由で金融引き締めを強く意識するといった展開も想定されます。ただ、米国株はダウ平均が8週続落した後は持ち直し基調にあり、弱材料にはある程度の耐性を示すと思われます。日本株も足元で値動きが良くなっている上に、米金利が上昇した場合には、円安進行が下支えになると期待できます。スケジュール的に上値追いには慎重になるとみるものの、押し目(株価が下がれば)あれば買いは入りやすく下値は堅そうです。
6月3日【本日の言葉】
「"どんな努力をしているか"と尋ねられて、たじろがずに答えられる人は、成功者の門に立っている。」(実業家/ウイリアム・クロスキー)
何事も、ただ頑張るという精神論だけでは、強固な意志を持ち続け、継続して努力することは難しいものです。長続きさせるためには、どのような目的で、何を、どのように進めるのか、を明文化する必要があるのです。目的が明確で、目標に向かってやるべきことが具体的になれば、日々の努力で自分の強みも強化され、成果を出すことができるようになるのです。あなたは、努力していると明言できることをしていますか?