【10月第4週振り返り】
10月21日金曜 日経平均103円安スタート
NYダウ90ドル安
米国の長期金利の上昇が止まりません。長期金利はついに4.2%に乗せてきました。それでも株価は比較的底堅い動きです、NYダウは続落で90ドル安、ナスダック市場は65ポイント安、S&P市場は29ポイント安です。
日経平均は103円安で始まって9時30分現在90円安です、引けまでにはプラス転換するかもしれません
NYダウ99ドル安
米国株式市場は3日ぶり反落です、長期金利が上昇して14年ぶりの水準になってきました。これを嫌気しています。NYダウは99ドル安、ナスダック市場は91ポイント安、S&P市場は24ポイント安でした
日経平均は275円安と27000円割れで始まってきました。基本的に日本株は海外株に比べて底堅いので下げ幅は限定的でしょう
NYダウ337ドル高
米株式市場は寄り前に発表されたゴールドマンサックスやジョンソン&ジョンソンの決算が予想を上回り株価は上昇、場中金利動向に左右される状況では続いていますが、NYダウ337ドル高、ナスダック市場は96ポイント高、S&Pは42ポイント高と主要3指数そろって上昇しました。引け後注目されていたネットフリックスの決算も契約者数が市場予想を上回り時間外で14%上昇しています。市場の目が決算に向かっていることは日米の株価にとって良い材料といえるでしょう。
NYダウ550ドル高
週明けの米国株式市場は大幅高となりました、NYダウは550ドル高、ナスダック市場は354ポイント高と3.4%上げ、先週末の下げを一気に取り戻しています。S&P市場は94ポイント高です
日経平均は391円高と一気に27000円台を回復してきました。ドル円相場はついに149円台に突入、本日日経平均は終日高いでしょう
10月17日月曜 週明け日経平均305円安スタート
先週末NYダウ403ドル安
先週末の米国株式市場は再び大幅反落となりました。インフレ期待が上昇しているのを嫌気しています。NYダウは403ドル安、ナスダック市場は327ポイント安と3%超下げました。S&P市場は36ポイント安です
週明けの日経平均は305円安で始まって9時10分現在330円安となっています。今週も日本株は米国株に比べて底堅い動きとなるでしょう。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は一進一退の動きになりそうです。国内では決算発表がスタートし、米国でも決算発表が本格化します。米国ではアルファベット、マイクロソフト、メタ、アップル、アマゾンと主力グロース企業の決算が連日で出てくる予定となっており、国内でも日本電産、キヤノン、信越化学、OLC、ファナックなどの注目決算が目白押しです。これに加えて、ECB理事会と日銀金融政策決定会合が開催され、毎日が注目日といった状況となりそうです。それに伴い、株式、長期金利、為替のいずれも振れ幅が大きくなると考えられます。翌週(11/1~2)にはFOMCが控えているため、長期金利が予想よりも高くなればリスク回避の売りが上値を抑えるかもしれません。一方で、投資家側もボラティリティが高い状況を許容しつつ、その中で決算を吟味しながらの個別物色が活況になると見込まれます。売り一辺倒にもなりづらく、下値も堅いと想定します。
10月21日【本日の言葉】
「もうダメだというときが仕事の始まり」(京セラ・KDDI創業者/稲森和夫)
営業で門前払い、プレゼン却下、上層部からの無理難題・・・。ビジネスには「もうダメだ」が溢れています。しかし、同氏いわくビジネスは「そこからが始まり」だということです。そうです、熱意と誠意を忘れなければ、否定を肯定へと逆転させることもできます。そしてこの"経営のカリスマ"の言葉を生かすも殺すも、あなたの心づもり次第なのです。