バンブーズブログ

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【2022年10月18日株レポート】

 

日経平均株価は急反発、欧米株高と円安を追い風に切り返す!」

 


18日の国内株式市場で日経平均株価は反発し、前営業日比380円35銭高の2万7,156円14銭で終えました。

 

 

 

本日の国内株式市場は、朝方から大きくリスクオンに傾きました。前日の欧州株式市場が全面高に買われたほか、米国株式市場でもハイテク株中心に買い戻され、ナスダック総合株価指数の上げが際立つ展開だったことから、これに追随する形で半導体や電子部品株など中心に投資資金が流入しました。外国為替市場で円安が進んでいることを背景に、内需株もインバウンド関連などに高いものが目立ちました。前場日経平均株価が伸び悩んだものの、後場に入ると買い直される展開となりました。米株先物が大きく上昇したほか、アジア株式市場も総じて堅調で投資家の強気心理が増幅される格好でした。

【業種別】

では精密機器、サービス、医薬品などが上昇した一方、電気・ガス、鉱業、石油・石炭などが下落しました。

【個別銘柄】では、【6920】レーザーテックが高く、【8035】東京エレクトロン後場買い直しされるなど半導体関連が強い動きとなりました。【9983】ファーストリテイリング、【6098】リクルートホールディングスなどが買われ、【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループも商いを伴い堅調な動きを見せました。その他にも、【3994】マネーフォワードが活況高で値上がり率トップとなり、【4344】ソースネクストなども商いを膨らませ大幅高となりました。半面、【9984】ソフトバンクグループが冴えず、【6502】東芝も売りに押されました。【1887】日本国土開発は急落、【4343】イオンファンタジーが大きく値を下げた他、【5017】富士石油、【3088】マツキヨココカラ&カンパニーなども下落しました。

 


【チャート分析】

18日の日経平均株価・日足は「短陰線」となりました。25日移動平均線(2万7,085円59銭)を22営業日ぶりに終値で上回る形でした。ローソク足は実体部分がわずかで実質的に「下十字」の形状。下ヒゲが長めで、買い戻し意欲が示されました。目先は、抵抗線となっている200日移動平均線(2万7,254円24銭)の上抜けが焦点になりそうです。

 

 

 

東証プライム市場の売買高は11億0,672万株、売買金額は概算で2兆7,486億円でした。

 

 

 

18日の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反発しました。終値は前営業日比18.40ポイント(2.57%)高い733.40でした。前日の米国株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が上昇した流れを引き継いだ展開となりました。国内の新興市場ではビジョナルやフリーなど主力銘柄をはじめ幅広い銘柄に買いが入り、マザーズ指数は午後に上げ幅を拡大しました

東証グロース市場】では、【7370】Enjin、【4393】バンク・オブ・イノベーションなどが下落しました。一方、【4176】ココナラ、【4447】ピー・ビーシステムズが上昇しました。