バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

《10月第1週日経振り返り来週の見通し》

 


【10月6日金曜】
《本日の国内株式市場》
日経平均株価は反落し、前営業日比80円69銭安の3万0, 994円67銭で終えました。


前日の米国株式市場では、NYダウが9ドル安と小幅に下落しまし た。 雇用関連指標が底堅く米金融引き締め長期化に対する警戒感が強ま り軟調でした。国内株式市場に移ってからも今晩の米9月雇用統計 の結果発表を控え、方向感に欠ける展開が続きました。 日経平均株価は一時100円を超す下落となる場面がありましたが 、下値には買いが入り下げ渋りました。3万1,000円台は再び 下回る結果となりました。
【業種別】
では海運、パルプ・紙、電気・ガスなどが上昇した一方、鉱業、 精密機器、電気機器などが下落しました。
【個別銘柄】
では、【7203】トヨタ自動車や【6758】 ソニーグループが安く、【9983】 ファーストリテイリングが値を下げました。【8035】 東京エレクトロン軟調で、【8306】 三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株が下落しました 。半面、【9101】日本郵船などの海運株や、【8058】 三菱商事などの商社株が上昇しました。【4502】武田薬品工業 などの高配当利回り株も値を上げました。他にも、 上方修正や期末配当見通しの大幅引き上げを発表した【8011】 三陽商会ストップ高となりました。

 

 


【10月5日木曜】
《本日の国内株式市場》
は前営業日までの下げの反動で日経平均株価が大きく切り返す展開 となりました。 前日の米国株式市場が米長期金利の低下を背景に反発したことで市 場のセンチメントが改善、 幅広い銘柄に買い戻しの動きが広がりました。 米国では発表された経済指標を受け米10年債利回りの上昇が一服 し、 これまで売り込まれていた景気敏感株やハイテク株に投資資金が還 流しました。 国内株式市場もこれに追随して自律反発を狙った買いが広範囲に流 入、全体指数を押し上げました。【後場
に入ると先物に引っ張られる形で日経平均株価は一段と上げ足を強 める動きを見せました。 米長期金利が時間外で低下したことも好感されました。
【業種別】
では証券・商品先物、その他金融、不動産などが大幅上昇。 下落は鉱業1業種のみで、石油・ 石炭や医薬品の上昇が限定的でした。【個別銘柄】
では、断トツの売買代金をこなした【6920】レーザーテックの ほか、【6146】ディスコなど値がさの半導体製造装置関連が買 われ、【7203】トヨタ自動車も大きく値を戻しました。【83 06】三菱UFJフィナンシャル・グループなどのメガバンクが値 を上げ、【9107】川崎汽船など海運株も上値指向となりました 。
半面、大商いの【2914】日本たばこ産業軟調、【1605】 INPEXも売られました。【6976】太陽誘電が急落、【24 71】エスプールがストップ安となり、【3186】ネクステージ が大幅安となりました。

 

 


【10月4日水曜】
【本日の国内株式市場》
は前日の欧米株全面安を受け投資家心理が悪化、 寄り後も先物主導で売りがかさみ下げ幅を広げました。 前日の米国株式市場では、この日発表された8月の米雇用動態調査 (JOLTS)の求人件数が事前コンセンサスを上回ったことで労 働需給の逼迫が意識され、改めてFRBによる金融引き締め長期化 懸念が売りの材料となりました。米長期金利が4.8% 台まで上昇し、 これを嫌気する形で景気敏感株からハイテク株まで幅広く値を下げ る展開となりました。 これが国内株式市場でもリスク回避目的の売りを誘発しました。
外国為替市場》
で進行するドル高・円安は材料視されず、 香港や韓国などアジア株式市場が総じて下落したことも見送りムー ドを助長する結果となりました。
【業種別】
では全業種が下落しており、精密機器、サービス、 小売などが相対的に値を保つ様子を見せた一方、輸送用機器、 鉄鋼、銀行などが大幅に下落しました。
【個別銘柄】
では、本日も群を抜く売買代金をこなした【6920】 レーザーテックが下値を探る展開となったほか、【8035】 東京エレクトロンといった半導体製造装置関連が軒並み安となりま した。他にも、【5852】アーレスティが大幅安となり、 減益着地を発表した【3035】ケイティケイが急落しました。 半面、【6861】キーエンスが小高く、【6098】 リクルートホールディングスも堅調な動きを見せました。 前営業日まで2営業日連続ストップ高の【8168】ケーヨーは本 日も大幅高に買われ、【3549】アオキホールディングスも値を 飛ばしました。


【10月3日火曜】
《本日の国内株式市場》
は朝方リスク選好、先物主導の買い戻しで日経平均株価は500円 を超える上昇を示し3万2,000円台を大きく回復しました。 前週末の米国株式市場では長期金利の高止まりを嫌気してNYダウ が反落したものの、 その後つなぎ予算の成立で米政府機関の閉鎖リスクが目先解消され たことで、 国内株式市場も取引開始直後は空売り筋の買い戻しで株価に浮揚力 が働きました。
外国為替市場》
で円安が進んだことも追い風になりました。しかし、 後場に入ると地合いが一変し下落に転じました。 買い戻しが一巡すると上値を買う実需買いの動きはみられず、 米長期金利が時間外で上昇したことなどが嫌気されて幅広い銘柄に 売りが出ました。大引けは安値引けとなり、プライム市場の約7割 の銘柄が下落しました。
【業種別】
では銀行、海運、金属製品などが上昇した一方、空運、石油・ 石炭、鉱業などが下落しました。
【個別銘柄】
では、【9984】ソフトバンクグループが冴えず、【7011】 三菱重工業も売られました。【8035】東京エレクトロンなども 軟調な動きを見せました。他にも、 不適切な会計処理の疑義が生じている件に関して、 調査委員会を設置することを発表した【7676】グッドスピード がストップ安にまで売り込まれました。半面、売買代金で群を抜く 【6920】レーザーテックが堅調となり、【6146】ディスコ なども買いを集めました。【9107】川崎汽船なども物色人気と なったほか、新中期経営計画や1:2の株式分割などを発表した【 3924】ランドコンピュータが急伸しました。

 

 

 

 


【10月2日月曜】
《本日の国内株式市場》
朝方リスク選好、先物主導の買い戻しで日経平均株価は500円を 超える上昇を示し3万2,000円台を大きく回復しました。 前週末の米国株式市場では長期金利の高止まりを嫌気してNYダウ が反落したものの、 その後つなぎ予算の成立で米政府機関の閉鎖リスクが目先解消され たことで、 国内株式市場も取引開始直後は空売り筋の買い戻しで株価に浮揚力 が働きました。
外国為替市場》
で円安が進んだことも追い風になりました。しかし、 後場に入ると地合いが一変し下落に転じました。 買い戻しが一巡すると上値を買う実需買いの動きはみられず、 米長期金利が時間外で上昇したことなどが嫌気されて幅広い銘柄に 売りが出ました。大引けは安値引けとなり、プライム市場の約7割 の銘柄が下落しました。
【業種別】
では銀行、海運、金属製品などが上昇した一方、空運、石油・ 石炭、鉱業などが下落しました。
【個別銘柄】
では、【9984】ソフトバンクグループが冴えず、【7011】 三菱重工業も売られました。【8035】東京エレクトロンなども 軟調な動きを見せました。他にも、 不適切な会計処理の疑義が生じている件に関して、 調査委員会を設置することを発表した【7676】グッドスピード がストップ安にまで売り込まれました。半面、売買代金で群を抜く 【6920】レーザーテックが堅調となり、【6146】ディスコ なども買いを集めました。【9107】川崎汽船なども物色人気と なったほか、新中期経営計画や1:2の株式分割などを発表した【 3924】ランドコンピュータが急伸しました。

 

 

 

 


来週の見通し(10月10日~)


来週の日経平均株価は波乱含みな動きになりそうです。月曜が休場 で立ち合いは4営業日。11日に9月開催のFOMC議事要旨が公 表され、12日に米9月消費者物価指数(CPI)の発表がありま す。9月のFOMCでは年内あと1回の利上げが示唆されており、 議論の内容はマーケットフレンドリーではないと思われます。 議事要旨がタカ派的と受け止められた場合には、CPIが弱めの結 果であったとしても米国の長期金利の低下が抑制される可能性も視 野に入ります。 国内では小売株などを中心に決算発表が多く出てきます。12日の 【9983】ファーストリテイリングの決算は大きく注目されそう です。ただ、この辺りから3月決算銘柄の多くは手がけづらくなり ます。そうなると、 指数は全面高か全面安かといった荒い動きになりやすく、またSQ 週であることも指数のボラティリティを高めそうで、 週を通して不安定な動きが続くと予想します。