バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

《10月日経平均第4週振り返り》&今週の見通し


10月27日金曜
《27日の国内株式市場》
日経平均株価は急反発し、前営業日比389円91銭高の3万0 ,991円69銭で終えました。


前日の米国株式市場では、NYダウは251ドル安でした。 ハイテク株などの下落が響いたものの、 本日の国内株式市場は上昇してスタートしました。 日経平均株価は前営業日に668円安と大幅下落しており、今月4 日につけた安値にも接近していました。こうしたなか、 下値には自律反発狙いの買いが流入日経平均株価は一時400円 を超える上昇となり3万1,000円台を回復する場面がありまし た。ただ、来週は30-31日に日銀金融政策決定会合、31日- 11月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)と重要イベントが 予定されており、引けにかけては売買を手控える動きも出ました。
【業種別】
では海運、鉱業、非鉄金属など市況関連業種が大幅上昇、 医薬品と電気・ガスの2業種のみが下落しており、 ゴム製品の上昇が限定的となりました。
【個別銘柄】
では、【6920】レーザーテックや【8035】 東京エレクトロンといった半導体関連株が堅調な動きを見せました 。【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株 も上昇。他にも、【7203】トヨタ自動車、【8058】 三菱商事が値を上げました。半面、【6758】 ソニーグループや【6594】ニデックが値を下げ、【4568】 第一三共や【4523】エーザイ軟調な動きを見せました。

 

 


《エントリーチャンス》
【8058】三菱商事底をつけて4日目で5日線の上に乗りました 。終値@7054最初の目処は@7232次は@7483次は@7 726ですね。当初の予想目標達成した場合+ 670円人気銘柄ですから、上げ下げは激しいでしょうが、 期待はできるかもしれないですね。前回上昇は8月30日から8日 目に@7000円→@7744達成してます。 チャート分析して見てください。
10月26日木曜
《本日の国内株式市場》
では前日の米ハイテク株安を受け市場のセンチメントが急速に悪化 、日経平均株価は大きく下値を探る展開を強いられました。 米長期金利が再び上昇基調を強め、 グロース株への投資を回避する動きが強まっています。 前日の米国株式市場では決算発表を受けハイテク大手が大きく売り 込まれるなど、投資家のリスク回避ムードが強く、 ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下落率の大きさが 目立ちました。国内株式市場でもこれを受けて、 主力株をはじめ幅広い銘柄に売りが波及しました。 日経平均株価軟調な米株価指数先物を横目に先物主導で下げ幅を 広げ、一時は700円あまりの下げで3万0,500円台まで水準 を切り下げる場面もありました。また、 大引けは若干下げ渋ったもののこの日の安値圏で着地しています。
【業種別】
では電気・ガス、パルプ・紙、陸運などが上昇した一方、電気機器 、不動産、機械などが下落しました。
【個別銘柄】
では【6920】レーザーテックや【8035】東京エレクトロン が大幅安、【6857】アドバンテストなども大きく水準を切り下 げました。【6594】ニデックも下値模索の動きを見せており、 他にも、【4047】関東電化工業が急落、【5911】 横河ブリッジホールディングスも大幅安となりました。半面、【6 525】KOKUSAI ELECTRICが買い優勢だったほか、【9501】 東京電力ホールディングスも堅調な動きを見せました。他にも、【 2212】山崎製パンが大きく買われ、【6368】オルガノが値 上がり率トップとなり、【6254】野村マイクロ・サイエンスが 上値追い継続となりました。
《エントリーチャンス》
【2212】5日線上飛び出しエントリーチャンス増益で飛び出し @2887


10月25日水曜
《本日の国内株式市場》
では朝方から主力株をはじめ広範囲にリスクを取る動きが強まりま した。前日の米国株式市場では、 好調な企業の決算発表が相次いだことや、 米長期金利の低下を背景として景気敏感株やハイテク株などが幅広 く買い戻されNYダウが5営業日ぶりに反発、 ナスダック総合株価指数も上昇しました。 これを引き継ぐ形で日経平均株価は上値指向を強め、 前引け時点では400円あまりの上昇を見せました。 米国株式市場では半導体関連が買われ、 フィラデルフィア半導体株指数も6営業日ぶりに切り返し、 国内株式市場でも半導体関連株への買い戻しが活発化しています。 ただ、後場に入ると日経平均株価は上値が重くなり、 取引終盤に上げ幅を縮小しました。
【業種別】
では石油・石炭、銀行、輸送用機器などが上昇した一方、精密機器 、陸運、水産・農林などが下落しています。
【個別銘柄】
では、【8035】東京エレクトロン、【6146】 ディスコなどが高く、【6526】 ソシオネクストも上値追いの展開。【9107】川崎汽船などの海 運株が上昇しました。他にも、新規上場の【6525】 KOKUSAI ELECTRICも人気でした。半面、【6594】 ニデックは続落、【6098】リクルートホールディングス軟調 な動きを見せました。【6954】ファナックが冴えず、【491 1】資生堂も売りに押されました。他にも、【6999】KOAが 急落したほか、【4684】 オービックなどの下げも目立ちました。
《エントリーチャンス》
【4911】資生堂終値@4956前回上昇時は、3月22日@6 024→5月2日@6881  20日間程度で800円上昇してます。


10月24日火曜
《本日の国内株式市場》
では日経平均株価が朝方は高く始まりました。前営業日までの3営 業日で合計1,000円以上も水準を切り下げていたことで、 目先リバウンド狙いの買いが先行しましたが、 朝方の上昇一巡後は売りが優勢となり、 下値を探る展開となりました。 中東情勢の不透明感や高止まりする米金利動向への警戒感からリス ク回避目的の売りが止まらず、一時は400円以上も下落する場面 がありました。しかし、 前場後半を境に日経平均株価は下げ渋る形に。 後場寄りに一段安で始まったものの、その後は再び戻り足となり、 プラス圏に浮上しました。3万1,000円台を回復すると上値も 重く、結局60円あまりの上昇で取引を終えました。 期限付き所得減税など政府の経済対策の内容が伝わったことで、 小売関連株の一角に買いが向かいました。また、 鉄鋼株の一角も買われ、全体株価の下支え効果を発揮しました。
【個別銘柄】
では、【9983】ファーストリテイリングが買い優勢だったほか 、【9984】ソフトバンクグループも堅調な動きを見せました。 【6501】日立製作所が値を上げ、【4911】資生堂も頑強で した。他にも、【3561】力の源ホールディングスが大きく水準 を切り上げたほか、【7071】アンビスホールディングスが急騰 しました。半面、【6594】ニデックが大商いのなか急落し値下 がり率トップに売られたほか、【6146】ディスコなども軟調な 動きとなりました。他にも、【8306】 三菱UFJフィナンシャル・グループなどのメガバンクも下値を探 る展開となり、【2222】寿スピリッツも水準を切り下げました 。

 


10月23日月曜
《本日の国内株式市場》
は前週後半の地合いを引き継ぎリスク回避ムードの強い地合いとな りました。前週末の欧州株式市場が総じて売られたほか、 米国株式市場でもNYダウをはじめ主要株価指数が下値を探る動き を継続、 国内株式市場でも日経平均株価は終始マイナス圏での推移を強いら れました。途中買い戻しで下げ渋る場面も何度かありましたが、 上値を買い進む動きには発展せず、 結局この日の安値圏で着地しています。中東情勢の不透明感や米長 期金利の高止まりを嫌気する売りが続いている様子も窺えます。 国内長期金利が10年ぶりの高水準となったことも逆風材料となり ました。次回の日銀金融政策決定会合で日銀が政策修正を行うこと への警戒感が見送りムードを助長しました。
【業種別】
では医薬品、水産・農林、食料品の3業種のみが上昇。一方、石油 ・石炭、鉱業、鉄鋼の3業種が2%を超える下落となりました。【 個別銘柄】
では、【6920】レーザーテックが軟調な動き、【6857】 アドバンテストも売りに押されました。【6526】 ソシオネクストも安い。【6861】キーエンスが売りに押され、 【3498】霞ヶ関キャピタルが急落しました。半面、【6146 】ディスコが商いを膨らませ上昇したほか、【4568】第一三共 が物色人気となり、【4503】アステラス製薬も値を上げました 。他にも、【7936】アシックスも買いが優勢となり、【309 7】物語コーポレーションが値上がり率トップとなりました。

 

 

 

 


来週の見通し(10月30日以降)


来週の日経平均株価は、波乱含みの展開になりそうです。11月相 場に突入しますが、3日金曜が文化の日により休場で立ち合いは4 営業日で国内は決算発表ラッシュとなります。ただし、日銀会合が 10月30日-31日、FOMCが10月31日-11月1日に開 催され、中銀イベントにも気を揉む週となります。FOMCを消化 しても、週末には米10月雇用統計の発表が控えており、 長期金利の動向に神経質となる地合いが続くと思われます。今回の FOMCでは利上げは見送られるとみられており、 米国の長期金利が低下してくれば、 日本株は個別物色が盛り上がる中でリスクオンに傾く公算が大きい です。一方、FOMCを消化して米金利が一段と上昇するようだと 、 三連休を前にリスク回避ムードが強まりやすくなると想定します。 日銀会合に関しては、政策修正などがあった場合には、日本固有の リスクが浮上する点に注意が必要です。今週の日経平均株価は、 大きく下げる場面では節目の3万円に接近しました。 長期金利次第で大幅高か大幅安か極端な動きが出てくる可能性があ りそうです。