上値の重い展開が予想されます。
4月相場に突入しますが、週末の5日には米国の雇用統計が発表され る予定。米国では雇用統計の前にISM製造業・非製造業景況指数や 雇用動態調査(JOLTS)求人件数などの発表もあり、米国指標とドル 円動向に神経質となりそうです。 米国では利下げ開始時期が後ずれすることへの警戒がくすぶってお り、雇用統計を見極めるまでは長期金利が下がりづらいと思われま す。その場合、為替は円安(ドル高)継続が見込まれますが、足元で は日銀・政府の介入に対する警戒が高まっており、円安を好感する 動きは限定的と考えます。
月初のタイミングで
ご祝儀的な買いは入るかもしれませんが、
週後半にかけては 米雇用統計を前に目先の利益確定やリスク回避目的の売りに押され やすくなると予想します。
