日経平均株価来週の見通し<7月3日~7月7日>
来週の日経平均株価は一進一退な動きになりそうです。
7月相場に突入し、金曜7月7日には米国の雇用統計が発表されます。米国では製造業や雇用関連で注目度の高い経済指標がいくつか出てくるほか、5日には6月開催のFOMC議事録が公表される予定です。米国の金融引き締め長期化に対する警戒がくすぶり続けると思われるだけに、上値追いには慎重になるとの見方が強いです。
一方、《日経平均株価》は今週、週間では上昇し、一時3万2,300円台まで下げたところから、週末値では3万3,000円を上回りました。目先の底打ち感が出てきたことから、下値も堅いと考えます。売り買いをこなしながら週後半にかけては膠着感が強まり、現状の3万3,000円近辺で値を固めていくと予想します。