バンブーズブログ

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【2024年4月12日株リポート】


本日の株式相場状況
半導体関連や不動産株に買いが流入!」
12日の国内株式市場で日経平均株価は反発し、前営業日比80円92銭 高の3万9,523円55銭で終えました。
前日の《米国株式市場》 では、NYダウは2ドル安と小幅に4営業日続落しましたが、ナス
ダック指数は271ポイント高と急伸し最高値を更新しました。エヌ ビディアなど半導体株が相場を押し上げました。
これを受けた《国内株式市場》 でも、半導体関連株に買いが流入したほか、新たな長期経営方針を 発表した【8801】三井不動産が急伸し不動産株が買われました。日 経平均株価の上昇幅は朝方に一時300円を超える場面がありまし た。ただ、日経平均株価への寄与度が大きい【9983】ファーストリ テイリングは下落し上値を抑える展開に。週末でポジション調整の 動きもあり結局、日経平均株価は80円高で取引を終える展開となり ました。
【業種別】 では不動産、その他金融、ガラス・土石などが上昇した一方、石 油・石炭、小売、電気・ガスなどが下落した。
【個別銘柄】 では、【6920】レーザーテックや【8035】東京エレクトロンが高 く、【6857】アドバンテストや【7735】SCREENホールディン グスが値を上げました。【9984】ソフトバンクグループや【6758】 ソニーグループも堅調な動きとなりました。

半面、【7203】トヨタ自動車や【6367】ダイキン工業が安く、 【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループや【8316】三井住友 フィナンシャルグループが軟調でした。【9501】東京電力ホール ディングスも下落した。
【チャート分析】
12日の日経平均株価・日足は「小陽線」となりました。買い一巡後 は伸び悩む場面が多かったものの、チャート上の25日移動平均が上 値抵抗として意識され、戻り待ちや利益確定売りが出ました。日経 平均株価への寄与度が高い大型株が下げたことも重荷となりまし た。
《午後に入ると》
、週末を控えた持ち高調整の売りも出ました。
東証プライム市場の売買高は16億3,518万株、売買金額は概算で4兆 5,786億円でした。
12日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は続落し ました。終値は前営業日比4.73ポイント安の687.37で、1月18日に付 けた年初来安値(685.90)まで1.47ポイントに迫る勢いでした。米長期 金利の上昇を受け、PERの高いグロース株には売りが優勢となりま した。市場では「東証プライムの大型株に海外投資家中心に買いが 集まる中、新興株は敬遠されがち」との見方がありました。 【グロース市場】 では【153A】カウリスや【5595】QPS研究所が上昇しました。 一方、【4425】Kudanや【6232】ACSLは下落しました。