バンブーズブログ

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【2024年7月5日株レポート】


■本日の株式相場状況 「6営業日ぶりに反落、一時ザラ場最高値を上回る!」
《5日の国内株式市場》 で日経平均株価は6営業日ぶりに反落し、前営業日比1円28銭安の4 万0,912円37銭で取引を終えました。
《前日の米国株式市場》 は独立記念日で休場でしたが、欧州株式市場が上昇したことが好感 され、日経平均株価は値を上げてスタート。一時4万1,100円まで上 昇し、3月22日につけたザラ場の史上最高値(4万1,087円75銭)を上回 りました。ただ、日経平均株価は過去5日間で1,500円を上回る上昇 を演じてきただけに、利益確定売りも出やすく後場に入りマイナス 圏に転じました。為替が1ドル=160円50銭台まで円高が進んだこと や今晩は米6月雇用統計の発表が予定されていることも積極的な買 いを手控えさせる要因に働きました。後場日経平均株価は一時 160円超の下落となりましたが引けにかけ下げ幅は縮小しました。 【業種別】 ではサービス、医薬品、その他製品などが上昇した一方、海運、輸 送用機器、電気・ガスなどが下落しました。
【個別銘柄】 では、【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループや【8316】三 井住友フィナンシャルグループ、【8411】みずほフィナンシャルグ ループといった銀行株が安く、【6146】ディスコや【6920】レー ザーテックも値を下げました。

半面、【7011】三菱重工業や【7012】川崎重工業が高く、 【8035】東京エレクトロンや【7735】SCREENホールディン グスが値を上げました。【9983】ファーストリテイリングや 【6098】リクルートホールディングス、【4755】楽天グループが堅 調な動きとなりました。
【チャート分析】
5日の日経平均株価・日足は「小陰線」となりました。今週の相場 は、まず1日にTOPIXが年初来高値を更新すると、2日に4万円、3 日には4万0,500円と節目の水準を次々に上回りました。4日には、 日経平均株価は今年3月につけた4万0,888円43銭、TOPIXは1989年 につけた2884.80pを上回り、そろって史上最高値を更新しました。 バリュー・グロース問わず、主力大型株に強い動きが見られまし た。5日は利益確定売りに押されたものの、日経平均株価は4万 1,000円を上回る場面がありました。日経平均株価は週間では約 1,329円の上昇となり、週足では4週連続で陽線を形成しました。
プライム市場の売買高は16億3,561万株、売買金額は概算で4兆0,288 億円でした。
5日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は3営業日 続伸しました。終値は前営業日比3.53ポイント高の657.45でした。 日経平均株価が4万円台から上値を試すなかでリスク選好姿勢に傾 いた投資家の買いが新興市場にも波及しました。もっとも、日経平 均株価は後場は弱含んだうえ、新興市場での商いも増えておらず、 指数の一方的な上値追いの展開とはなりませんでした。 【グロース市場】 では【7342】ウェルスナビや【4592】サンバイオは下落しました。 一方、【9229】サンウェルズや【6027】弁護士ドットコムは上昇 しました。