【8月4週振り返り】
8月27日金曜 日経平均161円安スタート
NYダウ192ドル安
米国株式市場は反落でした、アフガン情勢の悪化から嫌気売りが出たようです。NYダウは192ドル安、ナスダック市場は96ポイント安となっています。ここまで一貫して上昇してきましたので、当然の小休止です
日経平均は161円安で始まってきて、9時20分現在220円安と下げ幅を広げています。下値は限定的と思います。
8月26日木曜 日経平均も好調
米ナスダック、S&P市場 最高値更新続く
ジャクソンホール会議を前にしても米国株式市場上昇の勢いは衰えません、昨日もNYダウは4日続伸です。ナスダック市場とS&P市場は共々5日続伸で史上最高値更新中です
日本株も好調です。米国株高と円安模様が追い風になっています。引き続きコロナ感染の拡大傾向は収まりませんが、市場は上げモードになってきています
8月25日水曜 日経平均3日続伸
米ナスダック、S&P市場 史上最高値更新
米国市場の最高値更新はいつものことですが、昨日はナスダック市場が初めて5000ポイント乗せとなってきました。もちろん史上最高値更新です。S&P市場も史上最高値更新、NYダウも大きく上がっています
日経平均は36円高と3日続伸、小幅上昇で始まっています、日本株の安さは明らかなので、じり高歩調となっていくでしょう
米ナスダック市場 史上最高値更新
週明けの米国株式市場は3指数とも上昇です。NYダウは続伸して215ドル高、ナスダック市場は227ポイント高で史上最高値更新です。S&P史上も37ポイント高でした
日経平均も続伸158円高で始まってきました。先週は安値更新で場のムードも悪かったですが、今週は一変しています。
先週末NYダウ225ドル高
先週末の米国株式市場は3指数そろって大幅に反発しました。NYダウは225ドル高の35120ドルとなり25000ドル台回復です
週明けの日経平均は反発、179円高で始まって9時5分現在340円高と一気に上げ幅を広げています。先週末はあまりに売られすぎで今週は反発の週となるでしょう
【2021年8月27日株レポート】
「ジャクソンホール会議を控えた週末で模様眺めムードが強く、弱い!」
27日の国内株式市場で日経平均株価は反落し、前営業日比101円15銭安の2万7,641円14銭で終えました。
前日の米国株式市場では、NYダウがアフガニスタン情勢への警戒感もあり192ドル安と5営業日ぶりに反落しました。これを受け、国内株式市場も値を下げてスタート。日経平均株価は一時260円を超える下落となる場面がありました。ただ、下値には買いが入り売り一巡後は下げ渋りました。今晩はジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演を行う予定であり、その結果を確かめたいと後場にかけ模様眺め気分も強まりました。
【業種別】では、海運が大きく上昇したほか、パルプ・紙や保険などが上昇。一方、精密機器や倉庫運輸関連、石油石炭製品などが下落しました。
【個別銘柄】では、売買代金上位では、主力株の大半が軟調の中、複数の証券会社より目標株価引き上げがあった【9104】商船三井や【9101】日本郵船が大幅高。【9104】商船三井は直近高値を更新しました。個別材料では、通期経常益予想の上方修正や自社株買いを発表した【2975】スター・マイカ・ホールディングスが急伸。液晶ディスプレー用高機能フィルムを開発・製造を手掛ける【4251】恵和が後場一段高となりました。一方、値下がりでは、【7974】任天堂が軟調で直近安値に迫る動きとなったほか、【8267】イオンが3%を超える下落率。【3038】神戸物産は7月の月次動向の鈍化がマイナス視され、高値から急反落となりました。個別材料では、水力発電参入と伝わるも株価割高との見方が一部で伝わった【9519】レノバが大幅続落。レーティンの引き下げを材料に【3765】ガンホー・オンライン・エンターテイメントがマドを開けて急落しました。
【チャート分析】
本日の日経平均株価・日足は上下にヒゲを伴う「小陽線」となりました。マドを空けて下放れる格好となったほか、25日移動平均線(2万7,666円71銭)を再び下回り、同線が上値抵抗線として意識される格好となっています。ただ、今回の足は下ヒゲが長く、上値の重さを感じさせる一方で、下値抵抗力の強さを示しています。また、わずかながらではありますが、5日移動平均線(2万7,666円91銭)が25日移動平均線を上回るなどゴールデンクロスとなったことも注目です。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、もみ合いと想定します。来週から実質9月相場入りとなります。政局の不透明感やアフガン情勢の悪化、新型コロナウィルス・デルタ株感染が企業の生産活動に打撃を与えかねない状況になっていることに加え、米中の景況感の見極めなど手控え要因は多くなります。週前半は手控えムード、後半に関しても9月FOMC(米連邦公開市場委員会)でのテーパリング開始時期決定への判断材料となる米8月雇用統計の発表を週末に控え、薄商いと推察します。一方、マザーズ指数が底堅く、25日移動平均線上を維持しており、米長期金利が極端に跳ね上がる状況でもならない限り、時価総額の大きい銘柄を中心に選別物色が続きそうです。
東証1部の売買高は8億6,985万株、売買金額は概算で2兆1,135億円でした。
【本日の新興市場】で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に反落しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比2円37銭安い3,931円97銭でした。【8256】プロルート丸光や【2702】日本マクドナルドホールディングスが下落しました。半面、【1407】ウエストホールディングスや【2484】出前館が上昇しました。東証マザーズ指数は前営業日比3.18ポイント安い1,092.52でした。アフガニスタン情勢の不透明感から前日の米国株式市場で主要3指数が下落し、マザーズ指数の重荷となりました。市場では「日本時間27日夜に国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が控えているためひとまず利益確定の動きが出ているだけで、投資マインドが悪化したわけではない」との証券関係者の指摘がありました。【4934】プレミアアンチエイジングや【4385】メルカリが下落しました。一方、自民党がこども基本法制定を公約に掲げるとの報道を材料に、【7363】ベビーカレンダーや【7084】Kids Smile Holdingsなど子ども庁関連銘柄には買いが入りました。
【本日の言葉】
「アイデアは使えば使うほど人から認められるものだ。」(英国クリエーター/ポール・アーデン)
トヨタ自動車などのCMも手掛けたクリエイターによるアイデアの活用法ですが、この言葉の間には、「試されないグッドアイデアよりも、試してみたバッドアイデアの方がよっぽどましである」という一文があります。試さないアイデアは存在しないものと同じです。誰かのお墨付きを待つ必要はありません。「まずはトライする」。すべてはそれからです。