6月第4週振り返り
米ナスダック、S&P市場 史上最高値更新
米国株式市場の強さは不変です。昨日はナスダック市場は4日続伸、連日の史上最高値更新です。また米国株の実勢を映すS&P市場も史上最高値更新となってきました。時間の問題でNYダウも続くでしょう
同じように日本株も上昇基調がはっきりしてくることでしょう。本日日経平均は262円高で始まってきました。依然日本の投資家は弱気モードが強いですが、徐々に投資家心理も変化してくるでしょう
6/24木曜 日経平均小幅続落
米ナスダック市場 史上最高値更新続く
米国株式市場は小動きです、NYダウは71ドル安、ナスダック市場は18ポイント高で史上最高値更新が続きます、S&P指数も一時最高値更新がありました
日経平均は63円安と小幅に続落して始まっています。引き続き上値は重い動きですが、上昇基調が続くと思われます
6/23水曜 日経平均29000円乗せ(9時15分)
米ナスダック市場 史上最高値更新
株式市場の強さは不変です、このコラムでは一貫して強気の主張を繰り返し述べていますが、株式市場は上げ続けています。昨日、米ナスダック市場は史上最高値更新となりました
日経平均も好調、本日29000円に乗せてきました、引き続き好調な相場が続きそうです
NYダウ586ドル高
週明けの米国株式市場は大幅反発となりました。先週は下げっぱなしのNYダウですが週明けは大幅に反発、586ドル高となっています。ナスダック市場もS&P市場も大きく上げています
日経平均は明らかに昨日は下げすぎ、本日は502円高で始まってきましたが、更に上げ幅を拡大していくでしょう
6/21日月曜 週明け日経平均500円超安(9時1分)
先週末NYダウ533ドル安
先週末の米国株式市場は大荒れとなりました。NYダウは先週下げっぱなし、週間で120ドル近く下げています。先週末金曜日の下げは特にひどく533ドル安とあんりました。その一方でナスダック市場は比較的底堅い動きです
週明けの日経平均も457円安で始まってきて一気に500円安まで下げ幅を拡大しました、いいところと感じています。
【2021年6月25日の株式相場状況】
「米インフラ投資期待を背景に投資家が運用リスクをとる姿勢が優勢!」
25日の国内株式市場で日経平均株価は続伸し、前営業日比190円95銭高の2万9,066円18銭で終えました。終値で2万9,000円台を回復するのは17日以来になります。
前日のNYダウが322ドル高と急伸したほか、ナスダック指数やS&P500種指数は最高値を更新。米国では、バイデン政権が超党派の上院議員とインフラ投資計画で合意し、米景気回復は更に進むとの見方が強まりました。これを受け、国内株式市場も買い優勢となり、日経平均株価も上伸。鉄鋼や非鉄、化学、石油などの景気敏感株を中心に買いが流入しました。日経平均株価は朝方に一時300円近い上昇となる場面がありましたが、買い一巡後はやや伸び悩みました。
【業種別】では、鉄鋼や鉱業、非鉄金属などが上昇した一方、海運、精密機器、倉庫・運輸の3業種が下落しました。
【個別銘柄】では、ナスダックの高値更新を追い風に【6920】レーザーテックが3%近い上昇。テスラ株を売却していたと報じられた【6752】パナソニックが買いを集めました。【4911】資生堂や【6501】日立製作所、【5401】日本製鉄などが大幅高。良好な5月月次が確認できた【3038】神戸物産が年初来高値を更新しました。【4385】メルカリが5%超の上昇と上方修正を好感した買いが続き、マザーズ指数の押し上げ役となりました。一方、米国のライバル企業からアルツハイマー治療薬に関する好材料が出てきたことから、【4523】エーザイが4%近い下落。【7974】任天堂や【9983】ファーストリテイリングなど値がさの一角が軟調となりました。決算が売り材料となった【4716】日本オラクルは15%近い下落となり年初来安値を更新。IPO市場がふるわない中、【7345】アイ・パートナーズフィナンシャルや【7372】デコルテ・ホールディングス、【4932】アルマードなど、直近上場銘柄が厳しい下げとなりました。
【チャート分析】
本日の日経平均株価・日足は「小陰線」。短い上ヒゲと長めの下ヒゲを引く「小陰線」。終値で75日移動平均線(2万9,072円69銭)にあと一歩届かなかったものの、回復したばかりの25日移動平均線(2万8,888円73銭)の上方で推移し、強い基調にあることを示しています。一目均衡表の「雲」領域から上放れる格好となったことも、買い方に自信を与えそうです。ただ、2万9,200円ー2万9,300円のゾーンは、2月の年初来高値以降、強力な節目として意識されていた右肩下がりの上値抵抗線に当たり、3万円回復などさらなる上値を追うためには、このゾーンを突破する必要があるのは言うまでもありません。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、値固めと想定します。国内外で重要な経済指標の発表が多くなります。中でも注目は週末7月2日の米6月雇用統計です。6月FOMCでFRBがややタカ派に傾いたことを確認したばかりのため、雇用の改善が顕著となった場合には、テーパリング(量的緩和縮小)や利上げの時期が早まるとの警戒が強まりやすく、発表を前にしては積極的な買いは入らないと想定します。また、7月4日(日)には東京都議選の投開票が控えています。結果は国政にも影響を及ぼすとみられているため、情勢によっては、こちらもリスク回避の売りを誘う材料となり得ます。ただ、足元で米国株の動きが良くなっていることや、ドル円が円安に振れていることなどから、大きく崩れる展開はないと推察します。
東証1部の売買高は9億0,426万株、売買金額は概算で2兆1,422億円でした。
本日の新興市場で日経ジャスダック平均株価は反発し、東証マザーズ指数は4営業日続伸しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比15円79銭高い3,967円92銭でした。【2702】日本マクドナルドホールディングスや【6890】フェローテックホールディングスが上昇しました。半面、【6614】シキノハイテックや【2484】出前館が下落しました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比15.44ポイント高い1,196.68でした。前日の米ハイテク株高を受けて、国内の新興市場でも成長期待の大きいIT(情報技術)銘柄など主力株の一角が買われ、指数を支えました。【4385】メルカリや【4480】メドレー、【4477】BASEが上昇しました。一方、【2150】ケアネットや【4478】フリー、【4180】Appier Groupは下落しました。本日マザーズに上場した【7096】ステムセル研究所は公開価格(2,800円)の1.7倍となる4,830円で初値を付け、制限値幅の下限(ストップ安水準)である初値比14.5%安の4,130円で終えました。【5759】日本電解は公開価格と同じ1,900円で初値を付け、初値を上回る1967円で終えました。24日に上場した【4068】ベイシスは2日目の本日、公開価格(2,040円)の2.5倍の5,200円で初値を付け、初値を上回る6,030円で終えました。
■本日の言葉
"炎のストッパー"の異名をとった伝説のピッチャーが遺した、あまりにも有名な金言です。「病は気から」というように、気持ち一つで心も体も変わります。弱気に傾きそうになったら、無理矢理に捻じ曲げてでも強気の方向に向ければいい。そうすれば、弱気という敵に出会わずにすむかもしれません。