【12月第3週振り返り】
12月17日金曜 日経平均211円安スタート
米ナスダック市場385ポイント安
注目のFOMCから一夜明けた米国株式市場では3指数共反落でした、NYダウは29ドル安、ナスダック市場は385ポイント安と2.5%安、S&P市場は41ポイント安でした
日経平均は211円安で始まって9時30分現在230円安です、昨日大きく上げたので反動もあるようです。
12月16日木曜 日経平均3週ぶり29000円台回復
米S&P市場 最高値目前
注目のFOMCですが概ね予想通りの結果でした。これを受けて米国株式市場は3指数とも大幅上昇、NYダウは383ドル高、ナスダック市場は327ポイント高、S&P市場は75ポイント高で最高値に迫っています
日経平均は408円高と大幅高で始まって9時5分現在500円超高くなって3週ぶり29000円台を回復しました。年末年始相場に期待が集まります
12月15日水曜 日経平均74円安スタート後切り返し
米NYダウ続落 106ドル安
昨日の米国株式市場は3指数共続落となりました。本日のFOMCを前にして様子見モードです、NYダウは106ドル安、ナスダック市場は175ポイント安、S&P市場は34ポイント安です
日経平均は74円安と続落で始まったものの、切り返し9時30分現在80円高となっています。本日は終日高くなりそうです
12月14日火曜 日経平均反落85円安スタート
週明け米国株式市場3指数とも反落
週明けの米国株式市場は下落スタートでした。今晩から始まるFOMCを見極めたいとの思惑もあり、様子見モードから売りに押されました。NYダウは320ドル安、ナスダック市場は217ポイント安、S&P市場は43ポイント安でした
日経平均は本日も方向感のない動きとなりそうです
先週末 米S&P史上最高値更新
先週末の米国株式市場は大幅上昇でした、注目された11月の消費者物価指数は6.8%の上昇でしたが、市場の予想通りということで安心感が広がったようです。S&P指数は1カ月ぶりに史上最高値更新となりました
週明けの日本株も好調です、日経平均は267円高で始まって9時10分現在300円高と好調です、年末に向けてじわじわ上がってくるモードです
【2021年12月17日株レポート】
「日銀が金融政策決定会合で、コロナ禍に対応した資金繰り支援策縮小方針で下げ幅拡大!」
17日の国内株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反落し、前営業日比520円64銭安の2万8,545円68銭で終えました。
前日の米国株式市場では、NYダウが小幅安でしたが、ナスダック指数が前日比385ポイント安と大幅下落しました。15日に米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的緩和縮小)の加速を決定したことが警戒されハイテク株が売られました。この流れのなか、国内株式市場もハイテク株を中心に売りが膨らむ展開になりました。また、日銀金融政策決定会合で、コロナ禍に対応した資金繰り支援策を縮小することを決定したことも警戒され、後場に入り下げ幅が拡大しました。東証マザーズ指数は963.66と2020年7月以来、1年5ヶ月ぶりの安値水準に値を下げました。
【業種別】では、鉱業、電気・ガス、石油・石炭などが上昇した一方、精密機器やサービス、金属製品などが下落しました。
【個別銘柄】では、次第に全面安の様相が強まる中、【9432】日本電信電話や【9433】KDDI、【4502】武田薬品工業などがディフェンシブ性を発揮して逆行高。今週増配を発表した【7751】キヤノンも強い動きを見せました。オミクロン型に関するニュースが多くあり、【3604】川本産業や【4558】中京医薬品などマスク関連が動意づきました。自己株取得を発表した【3843】フリービットが急伸。株式がさえない中、REITが後場に入って軒並み上昇しており、REIT指数が1.9%高となりました。一方、ナスダック安を受けて、【8035】東京エレクトロンや【6920】レーザーテックが大幅安。主力どころでは【7741】HOYAや【6098】リクルートホールディングス、【6367】ダイキン工業などの下げも大きくなりました。コロナを警戒して【3926】オープンドアや【9603】エイチ・アイ・エスなどレジャー株が売られており、前日大幅高の【4661】オリエンタルランドは4%を超える下落。コロナ経口治療薬候補の自社開発終了を発表した【4519】中外製薬は5%を超える下落となりました。【7383】ネットプロテクションズホールディングスが17.1%安、【4415】ブロードエンタープライズが9.6%安、【4416】True Dataが9.2%安と、今週上場した銘柄は軒並み手じまい売りに押されて急落しました。
【チャート分析】
本日の日経平均株価・日足は上下に短いひげを伴う「大陰線」となりました。前日にいったん上回った25日移動平均線(2万8,837円25銭)や200日移動平均線(2万8,850円12銭)を再び割り込みました。心理的節目2万9,000円とともに、これらの移動平均線があらためて抵抗線として機能しそうです。調整入りが示唆され、目先では下値として14日安値(2万8,309円67銭)や心理的節目2万8,000円が意識されます。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、横這いの展開と想定します。米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀の金融政策決定会合など重要イベントを通過し手掛かり材料に欠けます。米国株は12月FOMCでナスダックの値動きが大きくなっており、来週はまだ落ち着きどころを探る状況が続くと思われます。24日(金曜日)は米国含めクリスマス休場が多く、後半にかけては市場参加者の減少が想定されます。全体としては方向感が定まりづらい中、下に振れれば押し目買いが入り、高くなれば戻り売りが上値を押さえることで、水準は大きく変化しないと推察します。日経平均株価は狭いレンジでの値固めの局面となりそうです。
東証1部の売買高は14億4,002万株、売買金額は概算で3兆3,804億円でした。
【本日の新興市場】で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に3営業日ぶりに反落しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比42円87銭安い3,855円76銭でした。【6890】フェローテックホールディングスや【1407】ウエストホールディングスが下げました。【2702】日本マクドナルドホールディングスや【6324】ハーモニック・ドライブ・システムズは買われました。東証マザーズ指数は前営業日比37.21ポイント安い963.66と、2020年7月31日(958.23)以来、約1年5ヶ月ぶりの安値を付けました。前日の米ハイテク株安を背景に東証1部の主力銘柄が軟調に推移し、投資家心理が悪化。新興企業株にも売りが波及しました。来週の新規株式公開(IPO)ラッシュを前に換金売りも出やすくなりました。マザーズ指数は午後に下げ幅を拡大し、一時は961.15まで下げました。主力の【4385】メルカリや【4194】ビジョナル、【4478】フリーが下げました。一方、【4412】サイエンスアーツは値動きの良さに着目した買いが入りました。好業績の期待が高い【4934】プレミアアンチエイジングも高くなりました。
【本日の言葉】
「自分の顔には、自分の全人生がはっきりと表れます。だからこそ、自分の顔に誇りを持てるようになるべきなのです。」(女優/ローレン・バコール)
ある年齢を越したら、人の顔にはその人の人生、生き方、考え方が刻み込まれてきます。日々、どんな生き方をしてきたのか、どんな表情で行動し、生きてきたのかが、将来の自分の顔を作ってゆくのです。あなたは、自分の顔に誇りを持てるように生きていますか?1