【2月第1週振り返り】
2月4日金曜 日経平均安寄り後反発
米ナスダック市場3.7%安
米国株式市場は大荒れです、メタ(旧ファイスブック)の決算が予想に届かず嫌気され何と27%の暴落となってしまいました。これを受けてNYダウは564ドル安、ナスダック市場は538ポイント安、S&P市場は111ポイント安となっています
日経平均は145円安と安く始まったものの、切り返し9時35分現在プラスとなってきました。引き続き不安定な相場が続きそうですが、27000円のラインは底堅いようです
2月3日木曜 NYダウ好調224ドル高
米国株式市場は好調です、3指数揃って4日続伸となりました。NYダウは224ドル高、ナスダック市場は71ポイント高、S&P市場は42ポイント高です。引け後、メタ(フェイスブック)の決算がありましたが、予想に届かず時間外で大きく売られています。
本日日経平均は5日ぶり反落202円安で始まってきました。連日堅調な動きとなっていますので、本日は一服模様かもしれません
NYダウ273ドル高
米国株式市場は好調です、NYダウは273ドル高と3日続伸、ナスダック市場は106ポイント高、S&P市場は30ポイント高と同じく3日続伸です、好調な決算受け株価も反発モードです
日経平均は224円高と4日続伸、先週とは打って変わって好調です、日本株も相次ぐ好調な決算に支えられています
米ナスダック469ポイント高
週明けの米国株式市場は大幅高となっています、先週末も大きく上げていますが、その地合いを引き継いで続伸となりました。NYダウは406ドル高、ナスダック市場は469ポイント高と連日3%を超える上昇となっています、半導体関連も大きく上げています。S&P市場は83ポイント高でした
日経平均は165円高と3日続伸となっています、昨日の商船三井の決算は予想以上で本日も海運株が人気化しています、半導体関連株も好調です
1月31日月曜 週明け日経平均26円安スタート
先週末NYダウ564ドル高
先週末の米国株式市場は大きく上昇しました。NYダウは564ドル高、ナスダック市場は417ポイント高と3%を超える大幅高となりました。S&P市場も105ポイント高でした、アップルの好決算でアップル株が大きく上昇、相場のムードが一変したようです。
週明けの日経平均は26円安で始まってきました、先週金曜日の段階で大きく上がっていたので、本日は一服モードです。一時100円超安くなったものの9時10分現在20円安となっています。今週は決算発表も佳境になってきます、好決算も期待できるでしょう
【2022年2月4日株レポート】
■本日の株式相場状況
「米アマゾン・ドット・コムが市場予想を上回る決算が投資家心理を支援!」
4日の国内株式市場で日経平均株価は反発し、前営業日比198円68銭高の2万7,439円99銭で終えました。
前日の米国株式市場は大幅安となり、特にナスダック指数は3%強安と急落しました。メタ・プラットフォームズ<FB>(旧フェイスブック)が2日取引終了後に発表した決算が市場予想を下回り、2割を超す下落となったことが嫌気されました。これを受けた、本日4日の日経平均株価も寄り付きは145円安でスタートしましたが、下値には買いが入る底堅い展開となり、午後に入り上昇基調を強めました。メタ社の不振は昨日3日の国内株式市場の下落で既にある程度は織り込まれていた、ともみられていました。むしろ、3日の米国株式市場での取引終了後に発表されたアマゾン<AMZN>の決算が良好だったことを、前向きに評価する動きもありました。この日のナスダック100指数の先物が上昇していることも好感されました。【業種別】では、海運、空運、倉庫・運輸などが上昇した一方、パルプ・紙、ガラス・土石、輸送用機器などが下落しました。
【個別銘柄】
では、上方修正と増配を発表した【7974】任天堂が3%を超える上昇。前期が大幅増益となった【4519】中外製薬や、前期の利益見通しを引き上げた【4911】資生堂が大きく上昇し、3Qが大幅増益となった【9766】コナミホールディングスは2桁の上昇率となりました。昨日決算を発表して乱高下した【9101】日本郵船と【9107】川崎汽船の海運大手2社がそろって急伸。後場に入ると、【9202】ANAホールディングス、【9201】日本航空の空運2社に強い買いが入りました。政府がコロナの水際対策について緩和措置を検討していると伝わったことが刺激になった模様で、【9603】エイチ・アイ・エス、【4661】オリエンタルランド、【9024】西武ホールディングスなどレジャー関連全般に買いが波及しました。一方、前期が減益着地となった【4452】花王が6.4%安。直近で強く買われていた【8002】丸紅や【4507】塩野義製薬が利益確定売りに押されて下落しました。後場に入って主力株の多くに買いが入る中、【7203】トヨタ自動車が逆行安となりました。その他、下方修正を発表した【5202】日本板硝子や【5801】古河電気工業が大幅安となりました。
【チャート分析】
本日の日経平均株価・日足は上下にわずかなヒゲを伴う「中陽線」でした。終値は2万7,439円99銭。5日移動平均線(2万7,259円07銭)を維持したほか、MACDがシグナルをゴールデンクロスしました。2万7,000円台前半での値固めが進み、年明け以降の半値戻し(2万7,716円34銭)を再び視界に捉えつつあります。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、堅調な値動きが想定されます。来週は11日が建国記念日で祝日になり4営業日の立ち合いです。外部環境に振らされる機会が今週よりは少なくなる可能性が高く、個別株重視の展開になると想定します。10日に注目度の高い米1月消費者物価指数が出てきますが、国内株式市場は11日が休場で、結果を消化するのは翌週月曜日となります。今週は米国株、国内株ともに大きく下げた後にそれなりの上昇が見られたことから、下に振れた場合には押し目を待っていた投資家の買いが入ると推察します。好材料に対する買いの反応が強くなることで、堅調展開と想定します。
東証1部の売買高は13億5,765万株、売買金額は概算で3兆3,078億円でした。
【本日の新興市場】
で日経ジャスダック平均株価は反発し、東証マザーズ指数は続落しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比12円64銭高い3,668円42銭でした。【4816】東映アニメや【7564】ワークマンが上昇しました。半面、【6324】ハーモニック・ドライブ・システムズや【1407】ウエストホールディングスは下落しました。本日ジャスダック市場に上場した【9213】セイファートは、公開価格(1,120円)を90円下回る1,030円で初値を付けました。終値は初値比12円安の1,018円でした。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比1.98ポイント安い773.48でした。指数寄与度が大きい【4385】メルカリの大幅下落がマザーズ指数の重荷となりました。もっとも日本時間4日の取引で主要なハイテク株で構成するナスダック100株価指数の先物が堅調に推移したことで、次第に下げ幅を縮小しました。メルカリは3日に発表した2021年10~12月期(第2四半期)の連結決算で7四半期ぶりに営業赤字となったことで売りが膨らみました。1銘柄でマザーズ指数を約9ポイント押し下げました。【4563】アンジェス、【4565】そーせいグループも下げました。一方、【4478】フリーや【2158】FRONTEOは上げました。