【2月第2週振り返り】
NYダウ3日続伸305ドル高
米国株式市場は好調です、NYダウは305ドル高と3日続伸となり、2月2日の戻り高値を抜いてきました。ナスダック市場も295ポイント高、S&P市場も65ポイント高と好調です
日経平均は238円高と3日続伸で始まってきました。米国株高と好決算、更に高配当が株価を持ち上げてきています。
NYダウ小動き 1ドル高
週明けの米国株式市場はもみ合いです、NYダウは1ドル高、ナスダック市場は82ポイント安、S&P市場は16ポイント安です。メタ(旧ファイスブック)は下げ止まりません
日経平均は69円高と反発して始まってきました。引き続き方向感のない動きですが、底堅さも見えます
2月7日月曜 週明け 日経平均大幅安
先週末 NYダウ21ドル安
注目された米国の1月の雇用統計は46万人増と市場予想を大きく上回りました。引き続き人手不足が激しくなっている状況を写しているようです。この数字を受けNYダウは21ドル安、ナスダック市場は219ポイント高、S&P市場は23ポイント高でした
週明けの日経平均は112円安と反落し始まったものの、下げ幅を拡大、9時25分現在300円安となっています。依然相場ははっきりしないで今週も不安定な状況が続きそうです
【2022年2月10日株レポート】
「米消費者物価指数(CPI)の発表・国内3連休前にして手仕舞い売りが強まる!」
10日の国内株式市場で日経平均株価は3営業日続伸し、前営業日比116円21銭高の2万7,696円08銭で終えました。1月20日以来3週間ぶりの高値です。
本日は、前日の欧米株式市場が軒並み上昇したことを受けリスクを取る動きが優勢となりました。米国株式市場では長期金利の上昇一服を受け高PERのハイテク系グロース株に買い戻しが入り、ナスダック総合株価指数が2%を超える上昇をみせました。これが追い風となり、国内株式市場にもハイテクセクター中心に買い安心感が広がりました。ただ、朝方に日経平均株価は2万7,800円台に上昇した後は戻り売りに上値を押さえられる展開になりました。3連休を前にポジション調整の売りが出たほか、日本時間今晩に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑が重荷となりました。後場は終盤に再び買いが厚くなり、日経平均株価は引けにかけて締まりました。なお、本日はオプションSQ算出に伴い売買代金が3兆4,500億円台と1月17日以来の高水準でした。
【業種別】
では、建設、電気機器、不動産などが上昇した一方、輸送用機器、ゴム製品、精密機器などが下落しました。
【個別銘柄】
では、前日までに上昇した銘柄が売られ、売られた銘柄が買い戻される動きが目立ちました。主力株では、前日に決算を発表した【7203】トヨタ自動車が軟調だったほか、前日の大幅高だった【9984】ソフトバンクグループもさえなませんでした。米金融引き締めに対する過度な警戒感は足元で和らいでいるものの、払拭されてはおらず「当面は循環物色的な動きが継続しそうだ」との証券関係者の声が聞かれました。一方、決算を手掛かりにした売買は引き続き活発で、【3436】SUMCOや【7267】ホンダ、【6723】ルネサスエレクトロニクス、【4911】資生堂、【3407】旭化成などが高くなりました。【9064】ヤマトホールディングスは大幅安となりました。【4543】テルモも安くなりました。
【チャート分析】
本日の日経平均株価・日足は上下にヒゲを伴う「小陰線」となりました。終値は2万7,696円08銭。25日移動平均線(2万7,625円78銭)を回復しました。25日移動平均線を上回るのは、取引時間中を含めれば1月18日以来、終値では1月12日以来で、約1ヶ月ぶりとなります。心理的節目2万8,000円が視野に入ってきましたが、昨年後半に支持線だった水準で、抵抗線への切り替わりも意識されそうです。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、戻りを試す展開と想定します。16日に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への警戒感が強い一方、堅調な企業業績を背景に下値の堅さも意識されてきています。米金融政策のタカ派織り込みが進む中、イベント通過でいったんアク抜けとなるかが焦点になりそうです。一方、国内の決算シーズンはヤマ場を越えました。「全体的には悪くない」と受け止められており、日経平均株価は2万7,000円台前半で値固めを終えたとみられます。引き続き、決算を手掛かりとした個別物色が相場を支える可能性もります。
東証1部の売買高は13億9,624万株、売買金額は概算で3兆4,508億円でした。
【本日の新興市場】
で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に続伸しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比7円40銭高い3,675円20銭でした。【6890】フェローテックホールディングスや【4582】シンバイオ製薬、【6324】ハーモニック・ドライブ・システムズが上げました。【2702】日本マクドナルドホールディングスは下げました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比18.65ポイント高い775.29でした。9日の米国市場では長期金利の上昇が一服し、高PER(株価収益率)銘柄を中心に上昇しました。その流れを引き継ぎ、マザーズ銘柄は大きく上昇するものが目立ちました。9日発表の決算内容が好感され【4165】プレイドが10%超上げたほか、【4485】JTOWER、【4478】フリー、【4385】メルカリなどの主力銘柄が大幅高となりました。一方、決算発表を受けて【4477】BASE、【7094】NexToneなどは下落しました。
2月10日【本日の言葉】
「何かが本当に欲しくてたまらないとき、突如として思いがけない能力が発揮されることがある。信念、決意があれば、私たちが日頃不可能だと思っていることも成し遂げられる。」(元プロ野球選手・監督/ジョー・トーリ)
何かを取得する際に進歩が一時的に止まってしまい、横ばいの状態になることがあります。そんな時は、停滞期と言われる、一時的な停滞状態にあるだけなので、これまでの練習や良い習慣を決してやめてはいけません。なぜなら、大きな目標を成し遂げるために、長い年月にわたり、継続して取り組んできたことは、いつの日か花が咲く時が必ずやってくるからです。限界を突破するには、夢とアイデアを携え、どれだけ強い「信念」を持ち、やり遂げたいと思っているかが、鍵となるのです。あなたは、心の底から、達成したいと願い、諦めることなく、行動を続ける決意をしていますか?