3月22日火曜 連休明け 日経平均27000円台乗せ
週明け NYダウ201ドル安
日本市場は昨日月曜日は休みでした。週明けの米国株式市場は反落、NYダウは一時400ドル超下げる局面もありましたが、引けは201ドル安でした、先週末274ドル高となっていて週明けは6日ぶりの反落となりました。ナスダック市場は55ポイント安、S&P市場は1ポイント安でした
連休明けの日経平均は263円高と6日続伸で始まって3週間ぶりに27000円台に乗せてきました、引き続き買い戻しが活発化しています
3月23日水曜 日経平均7日続伸 500円超高(9時10分)
NYダウ254ドル高
米国株式市場は大幅反発、NYダウは254ドル高、ナスダック市場は270ポイント高、S&P市場は50ポイント高でした。長期金利は上昇模様ですが、株式市場は強い動きです
日経平均は7日続伸、382円高で始まって9時10分には500円超高くなってきました。年度末に向けて買いが殺到してきました。
3月24日木曜 日経平均8日ぶり反落 346円安スタート
NYダウ448ドル安
米国株式市場は3指数とも1%を超える下落でした。2月の新築住宅販売件数が予想を超えて減少、原油も上昇したことからインフレ加速懸念が重石となったようです。3指数とも14日を底に急上昇しましたので当然の一服といったところでしょう。
日経平均も直近強い動きでした。7日続伸し23日は28000円を超えて引けました。急ピッチで上昇しましたので、本日は調整もやむを得ないところでしょう。
3月25日金曜 日経平均9連騰スタート
NYダウ349ドル高
米国株式市場はすかさず反発です、NYダウは349ドル高、ナスダック市場は269ポイント高、S&P市場は63ポイント高でした
日経平均上昇の勢いは止まりません、本日も228円高で始まってきた、ついに9連騰です。そろそろ一服してもいいと思いますが、海外投資家の買い意欲は旺盛です
【2022年3月25日株レポート】
「9営業日続伸は2019年9月3-17日以来3年半ぶりの連騰記録!」
25日の国内株式市場で日経平均株価は9営業日続伸し、前営業日比39円45銭高の2万8,149円84銭で終えました。1月18日以来およそ2ヶ月ぶりの高値。
前日の【米国株式市場】
では、原油価格の下落などが好感されNYダウが349ドル高と反発しました。これを受けた、
本日の【国内株式市場】
も日経平均株価は寄り付きでは200円を超える上昇でスタートしました。ただ、前日まで8営業日続伸となり、その間に約3,000円の上昇と大幅高を演じてきただけに上値では利益確定売りが流入しました。一時160円を超す下落となる場面がありました。もっとも、為替は朝方に1ドル=122円台と急激なドル高・円安水準が進行していることも輸出関連のハイテク株などにはプラス要因に働くとの見方も強く、全体相場は底堅く推移しました。
【業種別】
では、海運、水産・農林、医薬品などが上昇している一方、保険、パルプ・紙、情報・通信などが下落しています。
【個別銘柄】
では、直近で売り込まれていた【9107】川崎汽船、【9101】日本郵船、【9104】商船三井の海運大手3社が上昇。【5401】日本製鉄、【5713】住友金属鉱山、【7011】三菱重工業など、景気敏感系の銘柄に強い動きが見られました。グロース株は高く始まって失速したものが多くありましたが、【7974】任天堂は上昇スタートから上げ幅を拡大。ブロックチェーン関連事業への参入を表明した【3656】KLabや、上方修正を発表した【7339】アイペットホールディングスが大幅高となりました。一方、【9984】ソフトバンクグループや【6758】ソニーグループが軟調。【6920】レーザーテックは一時5%超上昇したところから下げに転じており、全体の楽観ムードに水を差しました。グループ証券会社の副社長逮捕を受けて【8316】三井住友フィナンシャルグループが強めの下落。米長期金利は上昇しましたが、【8795】T&Dホールディングスや【8750】第一生命ホールディングスなど保険株の多くが利益確定売りに押されました。下方修正を発表した【8425】みずほリースが大幅安。【4308】Jストリームや【2776】新都ホールディングスが業績関連のリリースを材料に2桁の下落率となりました。
【チャート分析】
本日の日経平均株価・日足は「小陰線」。売りサインとなる「カブセ線」の形状は免れましたが、前日までに8連騰を記録していただけに、流石に一服商状となりました。それでも、長めの下ヒゲを引くなど下方硬直性を感じさせています。今回は、上値の抵抗線として意識されている200日移動平均線(2万8,274円72銭)を捉え切れずに下押しましたが、スピード調整を欲するような上昇を演じてきただけに、同移動平均線をめぐる攻防が当面は続く可能性が高いです。仮に、200日移動平均線をあっさりと抜くようなことがあれば、かなり基調は強いとみる必要がありそうです。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、堅調と想定します。火曜29日が配当権利付き最終日、水曜30日が権利落ち日、金曜4月1日には米雇用統計の発表があります。米国の雇用指標が強ければ円安要因になるとの期待もあり、輸出関連株の値動きが大きくなり、売り急ぎは抑制されると想定します。4月相場に突入することで、国内機関投資家や海外投資家からの資金流入期待も高まると推察します。全体としては、好地合いは維持されると予想します。
東証1部の売買高は11億8,685万株、売買金額は概算で3兆0,581億円でした。
本日の【新興市場】
日経ジャスダック平均株価は小幅に9営業日続伸し、東証マザーズ指数は3営業日ぶりに小幅に反落しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比10円75銭高い3,658円93銭でした。【1407】ウエストホールディングスや【2702】日本マクドナルドホールディングス、【4970】東洋合成工業が買われました。半面、【6890】フェローテックホールディングスや【4293】セプテーニ・ホールディングス、【7777】スリー・ディー・マトリックスは下げました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比1.57ポイント安い761.18でした。上昇基調が続いてきたため、主力銘柄を中心に利益確定売りが優勢となりました。前日の米株高を背景に朝方は上昇する場面もありました。下値では主力銘柄の一角に買いも入り、午後は底堅く推移しました。【9212】Green Earth Instituteや【4268】エッジテクノロジー、【4485】JTOWERが下げました。一方、【4591】リボミックや【2158】FRONTEOは上昇しました。【4385】メルカリは下げる場面もありましたが、上昇して取引を終えました。
3月25日【本日の言葉】
「もしあなたが恐れを克服したいと思うのなら、家の中で座って考えたりしてはいけない。外に出て、忙しくするのだ。」(実業家・作家/デール・カーネギー)
恐れは、何かの結果として感じるのではなく、未だ起こっていないことに対して、頭の中で想像することで発生する「感情」なのです。何かに対して、安全領域でじっと考えているだけでは、不安や恐怖がますます増えてしまいます。だから、恐怖を感じるときこそ、思い切って「行動」に移し、小さなことから始めてみることが、前進するきっかけを与えてくれるのです。