【4月第3週振り返り】
4月15日金曜 日経平均3日ぶり反落 239円安スタート
NYダウ113ドル安
米国の長期金利が再度上昇してきました、これを嫌気、NYダウは113ドル安、ナスダック市場は292ポイント安、S&P市場は54ポイント安でした
日経平均は239円安と3日ぶりに反落してスタート、9時20分現在330円安と冴えない展開です、この2日間で800円超上昇したので本日は反落模様です。
米NYダウ344ドル高
米国の長期金利が低下しています、3月の消費者物価や生産者物価などインフレ指標が出そろって安心感が出てきたようです、NYダウは344ドル高、ナスダック市場は272ポイント高、S&P市場は49ポイント高でした。
日経平均は82円高と昨日大幅高の地合いを引き継いで堅調です、本日も続伸となりそうです
4月13日水曜 日経平均3日ぶり反発
NYダウ続落87ドル安
米国株式市場は冴えない動きが続いています、NYダウは87ドル安と続落、ナスダック市場は186ポイント安、S&P市場は11ポイント安と共々3日続落です。注目されていた3月の消費者物価指数は前年同月比8.5%上昇でした。
日経平均は101円高と3日ぶり反発から始まってきました。本日は終日上昇でしょう
4月12日火曜 日経平均続落214円安スタート
週明けNYダウ413ドル安
米国の長期金利の上昇が止まりません、週明けの米株式市場も冴えない動きです、NYダウは413ドル安、ナスダック市場は299ポイント安、S&P市場は75ポイント安です
日経平均は214円安と続落スタートです。引き続きハイテク株中心に下げています
4月11日月曜 週明け日経平均200円超安(9時10分)
先週末NYダウ137ドル高
先週末の米国株式市場はNYダウは137ドル高と上昇したものの、ナスダック市場は186ポイント安、S&P市場は11ポイント安でした。引き続き長期金利の上昇を嫌気しています
週明けの日経平均は108円安で始まって9時10分現在200円超安と軟調な動きです。値ごろ感もでてきたので下値は堅そうです
【2022年4月15日株レポート】
「米長期金利上昇を背景にハイテク株が下落した流れを受け、国内株式市場でも下落!」
15日の国内市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前営業日比78円81銭安の2万7,093円19銭で終えました。
前日のNYダウはハイテク株を中心に軟調で113ドル安と反落しました。これを受け日経平均株価は朝方に一時380円強下落しましたが、売り一巡後は下げ渋る展開となりました。前日までの2営業日で日経平均株価は800円強上昇したため利益確定売りが優勢となりました。ただ、為替市場で一時1ドル=126円台半ばまで円安が進行し輸出企業を中心に業績拡大期待が膨らんだほか、今期予想純利益の増額修正を発表した【9983】ファーストリテイリングが大幅高となり全体相場を押し上げました。日経平均株価は一時、プラス圏に浮上しましたが、今晩はニューヨーク市場がグッドフライデーで休場となるなど、欧米市場がイースター休暇に入るなか積極的な売買は手控えられ、後場は2万7,000円近辺でのもみ合いが続きました。
【業種別】では、保険、輸送用機器、銀行などが上昇している一方、精密機器、電気機器、空運などが下落しました。
【個別銘柄】では、円安進行を追い風に【7203】トヨタ自動車が上昇。米金利の上昇を材料に【8750】第一生命ホールディングスや【8795】T&Dホールディングスなど保険株が買われました。決算関連のニュースに対する反応が大きくなっており、【3387】クリエイト・レストランツ・ホールディングス、【2379】ディップ、【3558】ロコンドなどが急伸。【6047】Gunosy、【3991】ウォンテッドリー、【4412】サイエンスアーツなどがストップ高となりました。一方、ナスダックの大幅安が嫌気され、ハイテク株を中心にグロース株の多くが大幅安。【6920】レーザーテック、【8035】東京エレクトロン、【7735】SCREENホールディングスなど半導体株の下げが大きくなりました。【7342】ウェルスナビなど新興グロースの主力どころも大きく売られました。主力車の一部生産停止が伝わった【7270】SUBARUが大幅安。下方修正を発表した【7453】良品計画が5%超下落しました。決算では上に跳ねたものも多かった一方で、下に値幅が出たものも多く、【2918】わらべや【6522】アスタリスクなどが急落。【4434】サーバーワークス、【7351】グッドパッチ、【9252】ラストワンマイルなどがストップ安となりました。
本日の日経平均株価・日足は上下にヒゲを伴う「小陽線」となりました。25日移動平均線(2万7,092円37銭)を挟んだ値動きとなり、同線を巡る攻防が継続しました。25日移動平均線のほか、5日移動平均線(2万6,853円04銭)や日足・一目均衡表の雲の上方を維持し、上昇への期待をつなぎます。75日移動平均線(2万7,268円40銭)や、3月25日高値から12日安値までの下落の半値戻し(2万7,321円45銭)が目先の抵抗線になり得ます。
東証プライム市場の売買高は8億8,006万株、売買金額は概算で2兆0,448億円でした。
本日の新興市場で、東証マザーズ指数は続落しました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比16.51ポイント安い765.73でした。前日の米ハイテク株安を受けて、IT(情報技術)関連など主力銘柄の一角に売りが出ました。午前に一時2.9%安まで下げました。午後は15日の米株式市場が休場となるのを前に膠着感が強まり、2%安程度での推移が続きました。【東証グロース】市場では、【4385】メルカリや【4478】フリー、【7370】Enjinが下落しました。一方、【3558】ロコンドや【3479】ティーケーピー、【4475】HENNGEが上昇しました。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、横這いと想定します。米長期金利の上昇を警戒する神経質な地合いになると思われます。ウクライナ情勢や中国での新型コロナウイルスの感染動向に懸念が強い中、業績相場突入が強く意識される週となります。来週は、中国で1-3月期の実質GDP(国内総生産)、米国で3月の住宅着工件数や中古住宅販売件数などの公表を控えていますが、少なくとも5月3-4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)までは神経質な展開が続くと推察します。
4月15日【本日の言葉】
「誰もやったことがないことを成し遂げたいと思うなら、自分に多少の無理を強いるくらいでなければ、何も前に進まない。」(ヴァージン・グループ創業者/リチャード・ブランソン)
今のレベルを上げる秘訣は、かなり高いハードルだと思えることに挑戦することです。なぜなら、誰でも容易に到達できる目標に取り組んでいれば、精神的にも楽ですが、それでは、あまり上に成長することは期待できないからです。だからあえてオリンピックで金メダルを獲得するくらいの大きな目標を、自ら設定していけば、それを乗り越えるための綿密な計画が必要になるのです。ゴールに到達するために、様々な課題を解決していく中で、人間は進化し、今までにない成長を遂げるのです。あなたは、大きく成長するためにあえて、厳しい選択をしていますか?