【1月第2週振り返り】
1月13日金曜 ドル円相場 一時128円台
米12月消費者物価6.5%上昇(前年同月比)
注目の米国の12月の消費者物価は市場予想と一致した6.5%の上昇で
した。6カ月連続で消費者物価は下落で、市場は好感しています。NYダ
ウは216ドル高、ナスダック市場は69ポイント高、S&P市場は13ポイント
高でした。またドル円相場は一時128円台に入りました
げづらいところかもしれません。
米ナスダック市場4日続伸
日本時間今晩発表になる米国の12月の消費者物価動向に注目が集まっ
ています。今のところ前年同月比6.5%の上昇と予想されています。いず
れにしてもインフレの鈍化が予想され、株式市場は期待先行で上がって
きました。NYダウは268ドル高、ナスダック市場は189ポイント高、S&P
市場は50ポイント高です
を挟んだ動きとなっています。本日は堅調ながらも動きづらいところで
しょう
のではとの警戒も強くあります。2会合連続で金融政策の修正や変 更があれば株式市場は混乱するし、現状維持であったとしても、政
策不透明感はくすぶると想定します。米国では金融株などを中心に 決算が出始めるほか、経済指標の発表も多くあります。足元では米 国のインフレに対する警戒が大きく後退しており、これらを確認す ることはグローバル市場には安心材料になると思われますが、日本 株は日銀リスクが強く意識され、弱材料に敏感に反応する地合いが 続くと予想します。